さて、今日は前回のブログの補足説明から始めたいと思います。

ネガティブな感情を、以下の通り、二種類に分けましたね。

(1)他者への怒りや悔しさ等の「自分以外=外へ向かうマイナス感情」
(2)落ち込み、自分への怒りや悔しさ等の「自分=内へ向かうマイナス感情」

(1)、(2)ともに、
「そのマイナス感情を認めること」 と、「そのマイナス感情を感じている自分を許す」を共通でやった方がよいと書きましたね。

おそらく、マイナス感情を感じている自分を許すことは難しいかもしれません。

誰かを恨んでいる自分や落ち込んでいる自分を認めたくない。だって、自分が情けなくなったり、余計に落ち込んでしまったり、あるいは、プライドが許さない。つまり、そんな自分を許せなくなってしまう。

私自身、まさにそうでした(汗)。
だから、そんな感情は持っていないことにしよう! と、いつの間にか思っていたんですね。 

あるいは、そのマイナス感情に関わる誰かのせいにしてました。あいつがいなければ生じなかった感情だ、だからその感情を認める必要は無い、と。

さて、どうなるか? ....苦しいんです(笑)。 「自己欺瞞」と呼ばれる状態です。自分にウソをついているんですね。自分を信頼していないってことになります。

内面がそんな状態で、やる気になれるでしょうか? 「私は○○をやりたいんだ!」などとハッキリと思えるでしょうか? 答えは否、でしょう。

でも、(自己欺瞞を止めて)マイナス感情の存在を許してしまうと、さっきの通り
自分を許せなくなる!って思ってしまう。だから、自己欺瞞を続けてしまう。

じゃあ、どうするか。

理解すれば、認識すれば良いんです。マイナス感情を認めず許さず、自己欺瞞を続けているってことを。

そして、自己欺瞞のことも、マイナス感情を感じている自分も、丸ごとひっくるめて許しちゃうんですね。

「私は自己欺瞞によって、マイナス感情を認めないようにしていたんだ。でも、ホントは他人を恨んでたんだ。自分にガッカリしていたんだ。ぜーんぶ、認めちゃおう。自分よ、よく頑張ったね。大変だったね。お疲れさま。」

といった感じで、自分を労わりながら、認めてしまいましょう。

※ある意味、それはしょうがなかったんです。自分を守るために、防衛反応として生じていたんだから。だから、そんな自分を労わってあげましょう。

このように認めてしまうことで、
マイナス感情を感じている自分を許すことが出来るようになって行きます。

そしてここからの対応が、マイナス感情(1)と(2)とで、分かれることになります。以下、(1)から説明しますね。

(1)他者への怒りや悔しさ等の「自分以外=外へ向かうマイナス感情」
この感情を認め、この感情を持っている自分を許したならば、
「この感情こそが、強く大きな推進力になる!。自分を前進させるパワーとなる!。」と、考えて下さい。

外へ向かうマイナス感情はモチベーションを強く・大きく高める働きがあります。モチベーションそのものへと変換される、と言っても良いかもしれません。強いパワーであなたを引っ張っていくことでしょう。

その勢いを、大いに利用しましょう。

「チクショー、あいつに負けて悔しい、今度はこっちが勝つ!」
「チクショー、あんな人から怒られてムカつく、見返してやる!」

こんな感覚で頑張ったことって、皆さんありませんか。
とても強いモチベーションになったことだろうと思います。

強いモチベーションへと変換されましたら、このシリーズで伝えたように、「紙に書いた目標を読んで確認する」作業を行います。これによって、強まったモチベーションの方向性が、しっかりと目標へと向かうわけです。

ただし....使用上の注意が2つ。

一つ目。外に向かうマイナス感情は、あくまで自分自身のモチベーションに変換すること。 その感情を許し認めたとしても、相手にそのままぶつけることは無いようにしましょう。

二つ目。
自分を前進させてくれる頼もしいパワーではあるものの、いつかは方向性の修正が必要になると思われます。というのは、自立性に欠けるモチベーションだからです。自分以外の、他の誰かを意識することで成り立っており、その相手が居なくなればモチベーションが上がらないわけですから。

また、純粋に行為そのものを楽しむことが出来づらくなりますね。

外に向かうマイナス感情はパワーは大きいけれど、他人を意識するところを出発点にしてるので、対人関係面に意識が向き易いです。行為そのものにフォーカスしてエネルギーを注いだ方が、エネルギーも集中するし、レベルも高まり易いと思われます。

ということで、(1)
一つ目:外に向かうマイナス感情の対処は以上の通りです。

(2)二つ目:「自分=内へ向かうマイナス感情」への対処は、次回に書きたいと思います。