「自分の良いところと悪いところを、それぞれ10秒間で言うとしたら、どちらが多く上がりますか?」
というのが、前回の記事に、ひっかけなんですと書いた質問でした。
何がひっかけかというと。
良いところが悪いところより多ければ、自分のことが好きな人、というわけでは無いのです。
良いところの方が多くても、悪いところがあったら、その部分であなたは自分を受け入れていない。
つまり、その部分においては、自分のことが嫌い。ということになりませんか。
ちなみに、これは自分のことを棚に上げて言っております(汗)。
そう、ワタシ自身も、自分のことで悪いと思う所があるわけですね。
昔も今も、自分の悪いと思う部分って、あんまり変わらないような気がします(再汗)。
ところが、にもかかわらず、大きく違う点があります。
それは悪い部分の受け止め方。
昔は、その悪い部分がたいそう気になっておりました。
自分はなんてダメなヤツなんだ。こんなことが出来ないなんて、俺はダメな人間だ。怠慢で、だらしのない人間だ。
...といった感じです。罪悪感も良く感じていました。自分のことは大嫌いだったんじゃないかな。
逆に最近の自分は、「そういう部分があること」を認めてしまいました。
自分を許してしまいました。受け入れてしまいました。
ただ、そのまんまじゃ現実的に問題があるので、
「自分自身よ、俺ってどうして、そうなるんだろうなあ。」とか、
「今後どうするか、一緒に考えよう。」とか、一人芝居をやったりしてます(笑)。
結果として、昔よりもかなり、自分を受け入れられるようになったと思います。
以前は、自分の中の許せない、受け入れられない部分を他者に見つけて、無意識の内に攻撃したりちょっかいを出したりしていました。(東映、もとい、投影ってヤツですね)
だから表面的には仲良くやろうとしていても、人間関係が悪化する事態が生じてしまいました。
「俺は何にも悪くない!」と思っていましたが、本当は自分に責任があったわけです。
自分の悪いと思う面を受け入れるようになってからは、無意識的な他者への攻撃がだいぶ減ったようです。
以前のように、いつの間にか人間関係を悪化させているということはかなり減少しました。
(意識的に悪化させてる場合はあるかも? 笑)
もちろん、それだけでは人間関係がオールクリアとはいきませんけど(他にも色んな側面がありますから)、
自分の悪い部分を許して受け入れるだけで、かなり効果があるということです。
今まで刺激されるとすぐに反応していたのが、反応しなくなるわけですから。
例えば、相手がすぐに善悪の判断をしてきて、しかもそれがとっても独善的だったりした場合。
即座に「ムカつくー! ふざけんじゃねぇ!」と感じて、相手に物申して口論になることも。
それが今だと「なるほど。この人はそういう価値観の人なんだ。」と受け止められる。そんな感じです。
自分にもすぐ善悪の判断をするくクセや、独善的な面があったとします。
それがもとで人間関係でもめた過去があったりすると、他人の同じような面を許せなくなるわけです。
が、そんな自分を認めて許すと、他人の同じような面を許せるようになるわけですね。
こんな感じで、自分を認めて許して受け入れると...
「自分大好き」までは行かなくても、嫌いな自分を許した分だけ、自分が好きになれるということなんです。
これが、自分自身が好きでない人=人間関係がうまくいきづらい人への処方箋、というわけですね。