長所の見つけ方から転職を成功に導く専門家 高貝 浩也です。
前回ブログを書いた後、48歳の誕生日を
迎えました・・・もうすぐ50歳目前です。
ラーメンばかり食べるの止めないと・・・。
といいつつ東京に行ったら、ラーメン食べて
しまいました。↑は飯田橋・つじ田味噌の章。
スープ・麺ともに旨いです、再訪確定かな。
(→ ラーメン止めないのかよ!?)
食べ物つながりで?、洋食レストランの
調理担当・Mさんの長所の見つけ方を
取り上げたいと思います。
初めてお会いした時から、Mさんには
優しさや謙虚さ、繊細さなどを感じて
おりました。
こんな具合で他者からの第一印象も、
長所を見つける上で良い参考になり、
意外と有効なのですが。
しかし本格的に長所を探すとなると、
これまでのその人の「歴史」を
聴いていくのが、より効果的です。
但し、採用面接みたいに、淡々と
事実確認していくのではなく、ホントに
興味を持って聴く必要があります。
※言葉にするのが難しいのですが、
「気になるあの人の過去を知りたい!」
みたいな感じで聴くと良いです。
幼少期から聴くと更に分かり易いですが
時間が掛かり過ぎるので、Mさんには
高校からの歴史を聴くことにしました。
以下、そのやり取りです。
高貝:高校時代に力を入れていた事、
良くやっていた事、印象的な出来事など
思いつくことを教えてもらえますか?
Mさん:普通科で、部活には入らず、
たまにバイトするくらいで、大したことは
していないんです。勉強もあまり・・・。
※「自分は大したことはしていない」と
言う人は非常に多く、半分以上かも。
その認識が覆るのが、面白いんです。
高貝:高校卒業して就職することは、
決めていたんですか? 就職に備えて
何か準備したりとかは?
Mさん:販売関係のバイトをやって、
多少そっちに興味は持ったんですが、
それ以外、特に準備はしませんでしたね。
高貝:販売のバイトは、どうでしたか。
やりがいや面白さはありましたか?
逆に大変だったことは?
Mさん:スーパーだったんですけど、
言われたことを素直にやってまして。
そしたら褒められて、嬉しかったです。
大変だったのは、覚えることが多くて。
時期によって、商品の種類も置く場所も
変わるし。その都度メモって覚えましたね。
高貝:褒められて嬉しかったんですね。
それは認められて嬉しかったということ?
あるいは他の要素も含みますか?
Mさん:う~ん、どうなんだろう・・・
認められて嬉しいのもあるけど、自分が
レベルアップしたと感じられたのかも。
高貝:成長することが楽しかった、
ということのようですね。
※感情が出てきた時、理由を掘り下げて
質問すると、強みや長所を見つける
ヒントになり易いのです。
高貝:商品の場所をメモって覚えた事は
実際に仕事で役立ったのですか?
それは他の人も出来ていたのですか?
Mさん:バイトで新人だった頃は、メモが
役立ちましたね。ベテランなら不要だけど。
新人でメモを取らない人は苦労してました。
高貝:同じ新人なのに、なぜ、Mさんは
メモを取っていて、他の新人はメモを
取らなかったんでしょうね?
Mさん:う~ん、その人は甘くみてたかも。
自分は自信が無いので、上の人から
やれと言われたら、素直にやってました。
高貝:Mさんは恐らく、向上心が高くて、
かつ素直な方、だと言えそうですね。
おまけに実行力もありそうです。
私は採用のコンサルもやっていますが、
採用企業の殆どが、向上心の高さや
素直さ、実行力を新人に求めています。
Mさんはそれらを全部、満たしている。
といっても過言ではないのでは?
それらは長所や強みと言えるでしょうね。
Mさん:でも、高校生のバイトですから。
社会人で入社して働くのと比べると、
全然別モノでしょう?
高貝:まあ、責任の大きさとか役割とか
違いますけど。向上心や素直さ、
実行力を発揮したのは事実でしょ?
Mさん:まあ、そうかもしれませんね。
(と言って、笑顔に。素直な方です。)
長所という実感はあまり無いのですが。
高貝:長所の候補は他にもあるかも
しれないし、まだ断定は出来ないので、
社会人時代もヒアリングしてみましょう。
(次回に続く)
・・・・ということで、社会人時代の
ヒアリングは次回ブログで書きたいと
思います。
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