前回のスペイン・マラガ編の続きです。マラガ観光後、駅前のバスセンターから高速バスでイギリス領のジブラルタルに行ってきました。今回はジブラルタルへの行き方、出入国、空港、手荷物預け所など、ジブラルタルに関する情報を中心にお届けします。
・ジブラルタルについて
スペイン南部にあるラ・リネア・デラ・コンセプション(La Linea de la Concepcion)という町に隣接するイギリスの海外領土で、入国にはイギリスのETAが必要です。
行き方は大きく2通りあります。
(1)マラガから高速バスでラリネアまで行き、陸路でジブラルタルに入る
(2)ロンドン等、イギリス本土から飛行機でジブラルタル空港へ行く
今回は行きは(1)高速バス、帰りは(2)飛行機を利用してジブラルタルを観光してきました。
・マラガバスセンター
マラガ・マリア・ザンブラーノ駅直結のショッピングモールから「ESTACION DE AUTOBUSES DE MALAGA」の案内に従って行くと、1度外に出て、こんな看板↓がある場所にバスセンターの入り口があります。めっちゃ大きいターミナルでした。

・Avanza Bus
マラガから更に南にあるアルヘシラス(Algeciras)行きのAvanzaの高速バスがラリネアを経由するので、このバスを利用しました。マラガ空港や途中の町をいくつか経由する路線で、乗ったのが夕方の帰宅時間帯だったからか、途中の町からはかなりの混雑でした。

バスの予約方法は大まかに2つ。
(1)Avanza公式Webサイトやアプリで予約。一番安い。
(2)Omioという交通系予約サイト、Trip.com等で予約。予約手数料がかかる。
注意点は、(1)の公式サイトやアプリは日本からは接続不可なので、ヨーロッパに着いてから予約する必要があります。今回は旅の初日にフランスマルセイユに着いてから予約しました。日本出国前に予約したい場合はOmioやTrip.comを使うといいかと思います。あとバスセンターの窓口でも購入可能です。
この時は(1)公式サイト予約で1人片道約20ユーロ(約3700円)でした。
マラガバスセンターからラリネアまでは約2時間半、ほぼ定刻の夜20時頃にラリネアのバスターミナルに到着。快適でした。ジブラルタルの国境まで徒歩10分くらいの距離にバスターミナルがあります。この時はターミナルの立替工事中でした。
・Ohtels Campo de Gibraltar(ホテル・カンポ・デ・ジブラルタル)
夜の国境越えは危なそうなので、ラリネアバスターミナルから徒歩8分くらいのこのホテルで1泊。ツイン1室が1泊朝食付きで15000円弱でした。ジブラルタル内のホテルだとこの時1泊33000円以上だったので半額以下でした。

すごい大きなホテルでしたが、部屋や設備はやや古く、机の隅に埃がたまってて清掃面が少し気になりましたが、そこまで悪くは無かったです。近所に夜も空いてるスーパーがなかったので、高速バスに乗る前に飲料水とか買っててよかったなと。
ジブラルタル側の部屋だったので、ベランダから夜のジブラルタルが一望できました。入浴中にジブラルタル空港から飛行機が飛んで行ったらしく、見逃したのがめっちゃ悔やまれます・・・

遅めの夕飯はホテルのビュッフェで。料金の情報が全く無かったので、レストランの受付でいくらか聞くと、
店員さん:1人18(eighteen)ユーロでドリンク代別です。
グゥ:not eighty?(80ユーロじゃないよね?)←聞き間違いじゃないか念のため確認
店員さん:「one eight(18)」
ヨーロッパ旅行中は安くても1人1食15~30ユーロしてたので、ビュッフェで18ユーロは安すぎちゃう?と思い、こんな問答がありました。ということで、夕食ビュッフェが1人18ユーロで、別料金のお酒やジュース類も良心的な値段でした。22時閉店で、21時頃に入店してもまだたくさんお料理があり、夕飯にオススメです。
盛り方は雑ですが、サラダ、お肉お魚温野菜、パスタにピザ、鉄板で調理してくれる日替わりメニューやデザート等、けっこういろいろあり、全体的においしかったなという印象。特徴としては、スパイスが効いた味付けのメニューが半分くらいあり、写真左上の日替わり豚肉炒めはまさにそんな味でしたね。

朝食ビュッフェはこんな感じでした。全体的に洋風で、サラダやパンに朝は無料のドリンクは種類が多く、鉄板でオムレツやホットサンドを作ってくれたり、イギリス領が近いからか豆の煮込みがあったりと、おいしい朝食がいただけました。

・ジブラルタル入国
ホテルから国境検問所までは海岸沿いの道に沿って徒歩約15分ほど。検問所の前にはマクドナルドやバーガーキングの他、飲食店も多数ありました。でも朝9時台はマクドとかも含めて全く空いてなかったので、ホテル朝食付にしてよかったなと。
検問所到着。アーチの右端にジブラルタルに入国するイミグレがあり、左端はジブラルタルから出国する方の出口があります。ということで、いざ陸路でジブラルタルへ!

中は写真撮影厳禁なので、どんな感じだったかというと、
(1)スペイン出国審査
カウンター2つほどの狭さ。日本のパスポートが珍しいのか、いろんなページを透かして見たりしてましたw
今後EUの審査が電子化されスタンプが無くなるという噂がありますが、この時はラリネアのシェンゲン圏出国スタンプが押されてました。
(2)次の建物でジブラルタル入国審査
こっちもカウンター2つほど。仕事は休み?今日は宿泊かラリネアに戻る?とか聞かれたくらいで入国完了。審査官のおじさまにダメ元で「スタンプ押印はもう無いですかね?」と聞いてみたら、事務所に入国スタンプを取りに行って、ウインクしながら押してくれました!!!仕草が英国紳士すぎてかっこよかったなー!
こんな感じでジブラルタル入国完了。香港やマカオ以外での徒歩での国境超えは初なので新鮮でしたね。
・ジブラルタル空港と手荷物預かり所
入国してすぐ左手に空港があります。この日は夕方のフライトでロンドンに向かうので、空港の手荷物預かり所で大きい荷物を預かってもらいました。

建物入って目の前のインフォメーションカウンター(写真の真ん中)が手荷物預かりの受付を兼ねていました。

預け荷物1つ5ポンド(ユーロはダメ)で支払いは現金のみ。空港なので、スタッフに連れられて少し移動して荷物のX線検査がありました。キャリーバッグ等にタブレットやモバイルバッテリー、機械類や刃物類を入れておくと出して確認されるので、X線検査前にそれらは出しておいて、検査後にバッグの中に入れるのがベスト。検査後に入れるのはOKでした。
・ジブラルタル空港の滑走路横断
国土の形の関係で、検問所から市街地に行く南北の大通りが東西に延びている空港の滑走路とクロスしてるため、歩いて滑走路を横断できるのです!これがジブラルタルに来た目的の1つであり、名所でもあります。
検問所側の滑走路手前の踏切。離発着があるときは大通りが封鎖されるのも見所の1つです。

大通りから見た滑走路。写真じゃわかりにくいですが、圧巻でした!横断中はストップ禁止なので歩きながら写真撮るの難しかったなw

滑走路のど真ん中!

飛行機好きなので、もちろん前日の夜に発着時刻を調べて、大通りが閉まって離発着する様子も見てきました。
通行可能なときはこんな感じ。

右の信号が赤になり遮断機が下りてきました。

横断中の人全員が渡り終えたのを確認して、職員さんが金網扉を閉めて完全封鎖されました。

しばらくしてeasyJetが飛んでいきました。轟音でした。

滑走路を歩いて渡るとかなかなか体験できないので、めちゃめちゃ楽しかったです。写真より実際に見る方が圧倒的に見応えあるので、機会があればぜひジブラルタルに行かれてみて下さい!
・ジブラルタル市街地
滑走路横断と飛行機離陸の様子を見た後は徒歩で市街地中心部へ。途中空港~中心部までお店や公衆トイレが見つからなくて焦ったりもしましたが、滑走路南側から徒歩20分ほどで中心部に到着。ちなみに公衆トイレはこのゲートを越えて左手の建物の中にありました。

今回はここまで。前編はマラガからジブラルタルへの行き方、国境越え、ホテルや手荷物預かり所等の情報と空港の滑走路横断のお話が中心でした。次回の後編はジブラルタルの観光や美味しかったお店についてご紹介していこうと思います。