ベッドを畳んだ

その時…



わぁぁああ!!!!!


やばいやばいやばい!!!


まじでやばい!!


息子!!!!


そこには、もう、



トコジラミ


トコジラミの成虫
トコジラミの子供
トコジラミのたまご


そのたまごの数よ。


ざっと100以上

絶対100以上!

いや、たぶんもっと!

もう吐き気がした。

茶色のベッドに
白い卵が
点々てんてんてんてん点々てんてん…


それも2箇所

きもい。きもい。きもい。



どうしよう。
これをそのまま運ぶのは絶対やばい。


絶対トコジラミが動く!
絶対たまごを落とす!


息子!殺虫剤持ってきて!




それまでは、
全く使用頻度少なく、
適当にまぁ、まいとくか。くらいやったのに、
急にめっちゃ頼る。



とにかく1本分かけまくった。


死んだのかどうかはわからん。
だってもう、見たくないから。

茶色のベッドに茶色のトコジラミ

もう見えへん。
もう見ない。


息子は初めてトコジラミを見たので
第一声


「うわ、ゴキブリやん」



そんな気持ち悪がる息子に
手伝ってもらうしかない!


とりあえず運ぶしかないんや!!



そっと動かしながらダッシュで運んだ。


外で見たら
トコジラミは死んでた。


そりゃあ殺虫剤まいたからな。


そこからあの殺虫剤は
神アイテムとなり、
信頼度⭐︎5

というより、頼るしかなかった。


布団も全て捨て、
ベッドも捨てた。

その周辺も殺虫剤撒きまくった。


あぁ…
もう本気で戦うしかない。


ようやく現実と向き合う覚悟をきめた。