同室の日本人がモーリタニアへ行くため早く出発したいと準備していた。

私は滞在するか次に進むか迷っていたがバス停が結構遠くバスに乗らないといけない距離と聞き、一緒に連れて行ってもらう事にした。

荷物は広げて無いので着替えて歯磨いて使った物をバッグに入れれば準備完了。

日本人の出発に間に合ったので一緒について行く。

 

橋の手前でバスに乗りスムーズに到着。

バス停からは歩いてすぐだが見えはしないのでやはり1人だったらこんなにスムーズには来れなかっただろうな、ありがたい。

そこで日本人女性とはお別れ。

私はダカール行きのバスを探す。首都なので簡単だろうと思ってたけど、セネガル人思った以上に英語が話せない…外国で会うセネガル人は全員英語が話せたので話せると思ってた…優秀な人が海外に出てるのね…日本も同じだよね。

全然何言ってるか分からないし向こうもわかってない…

1人の男性に聞いたら「こっちだこっちだ」と英語が話せる人のところに連れて行ってくれるが結局誰も話せない…そんな中でも分かったのは大きいバスは3000フランセーファー、バンは6000フランセーファーどちらも席が埋まり次第出発。でもバンの方が確実に早い。それでも言うても200kmの距離、かかっても4時間くらいでしょ、安い方でいいよ。とバスを選ぶ。

 

9時くらいに席を確保して水やサンドイッチを買いに行く。

このサンドイッチめちゃ美味しかった!

10:30頃やっと出発。

のんびりのんびり走っていき休憩も多い。

結局到着18:30。8時間かかった…嘘でしょ…しかもうっかり地図を消してしまいここどこ?モーリタニアなら自分のWi-Fi共有してくれるところ…でもここではみんな知らん顔。Wi-Fi…と言っても「持ってない」と。みんなずっと携帯いじってるのに…モーリタニア人は本当に優しい人が多かったなーとしみじみ思う。

取り敢えずダカールには着いたがこれからどうすりゃ良いんだ…

 

そしたら私を呼ぶ声が。英語話してる。

英語話せる人がいるだけで涙が出そう…とっても困ってます。

ここに旅行者を助ける為にいる。と言っている。私が言ってる事も分かる分かると聞いているけどいまいちツーカーが出来ていない感じ…言う事はいいけど行動には移さず。促すと行動するけど言ってた事と行動が伴わず…怪し過ぎる…

宿の住所を言うと分かるよ。と…じゃあ行き方教えてと言うと電車と言いチケット買って来た。本当に合ってるのか?でもホステルも中心地から1.8kmと書いてあったので取り敢えず中心地まで行けたら良いかとついて行く。電車はとても綺麗。 

駅で降りたらカフェでネットが使えたので入る。早速地図。

え?ホステル全然違う場所にあるけど…9kmさきだって…しかももっと近い駅もあったの通り過ぎて来てる。あんた知ってるって言わなかった?

タクシーを捕まえようとするもどれも高額請求。

もう20時も過ぎてる…疲れもピーク。どうでも良いわ…

止まってるコレクティーボみたいなのに地図を見せ宿近くまで行くか聞いて乗車。

案内してくれた人がタクシーが捕まったよと呼びに来たけどもうあなたは信用できないと突き返す。コレクティーボに乗ってる他の人たちが守ってくれる。変な人多いからね。なのでここで怪しい案内人とはお別れ。

コレクティーボの客に降りる所を教えて貰い、降りてからも案内してくれる。

最後にタクシーに乗るって言われたのでお金ないから歩くよと伝える。

結局宿まで送ってくれて明日会おうと。あらナンパ?テキトーにあしらい帰って貰う

 

はーやっと宿着いた。到着できた事に安心。

大きい都市は移動が大変だから嫌だわ…

 

サンルイ バスー100

サンルイからダカールー3000

水1.5lー400

サンドイッチー500

電車ー500

宿ー6000

 

1/5 

今日は換金しなければ宿代もない!

銀行が集中していると言うエリアに行ってみる。

でもどこも日本円は換金してくれない。

2箇所するよって言ってくれた換金商はレートが悪すぎてしたくない。

 

もう帰国しよう。立て直してまた来よう。5月末に帰るのが少し早まるだけだし。

でも西アフリカを旅するには今の時期が最高なんだよね…

悩みながらもお腹が空いたのでレストラン。

でも現金はないのでカードが使える所を探す。これにも苦労する。

諦めた頃に発見。

宿代とほぼ同額のラップを食べる。仕方ないよ、カードの手数料だってあるだろうし。

カードが使えるところがあるだけありがたい。

ネットも使える。

帰りの飛行機調べる。やっぱり直前だと高いなー。でも大阪着なら若干安いぞ。

目星をつけ家族へ帰国の旨を伝える。

主な連絡相手は兄。

方法は無いから色々提案してくれる。

やはりキャッシングの話に。怖くてこれだけはしないと決めていた。

けど今は他に方法ないし…

兄が色々調べて送ってくれる。思ってたほど金利も高くないのね…

それなら換金商や一時帰国より安く済ませられるかも。となり取り敢えずキャッシングする事に。

 

ATMに行きお金を引き出す。機械使用量?で千円取られたけどお金を下ろす様に簡単に現金ゲット。簡単すぎる…これは今後使いすぎないか逆に心配。

取り敢えず一時帰国は逃れる。

これからはキャッシングで借金しながら旅します。その分の計算も予算に入れなきゃな。

 

お金を手にすると心の余裕が❤️

さっきまでは私からお金を取ろうとする悪い人にしか見えなかった現地人が途端に良い人たちに見えてくる。みんなフレンドリー。貧乏って本当に嫌ね。

 

像でも見に行ってみるか。

バスがどこから乗れるのか全然分からん。

おじさんに聞いてみると英語わからず近くの高校生に聞いてくれる。

この子達も分らないなりに頑張ってくれる。

そこへ1人のでしゃばり女子がやって来た。バカにする様に「チョンチョンチャチョチョチョ…」の様に多分中国語音を真似ながら説明している様にしている。いるよねーこう言う子。

「会うアジア人が全員中国人だと思ってるなら浅はかすぎるよね。馬鹿馬鹿しすぎて話にならない」と言ったら焦った顔して「ゴメンナサイ、英語話せるの知らなかったから」と。英語が話せるかの問題じゃない、あなたの頭の悪さの問題だよ。

結局高校生がドライバーに話してバスに乗せられた。降りる所になったら言うからねと。

これ高校生の通学バスでした。高校生に質問攻め。

やっぱりアニメは偉大でワンピースに出てくる言葉を使ってた。

数kmの距離を2時間近くかけ走り、そこから女子高生が像まで連れて行ってくれる。

何かあったら電話してと電話番号交換。優しい。

夕日に間に合うかと思ったけどギリ間に合わなかった。

 

そこから帰りのバス停とどのバスかも聞いていたので順調にバスに乗る。

帰り道で女子高生が電話をくれる。問題ないかの確認。本当に優しいなー😊

言われたバスに乗り宿近くの住所言うとすんなりチケットも購入できた。

ので、このバスはそこの近くへ行くんだと思った私が浅はか。

結構手前で曲がり大通りに出る。ここからぐるっと行くのねと思ってたらそのまままっすぐ明後日な方向へ走って行く…渋滞も凄いしバスの中も凄い人。隣の若い女子にこのバスはどこ行くの?と聞いたらどこ行きたいのか聞かれた。行き先行ったら「え?もう過ぎたけど」と言われる。分かってる、だから聞いてる!

1人の子が一緒に降りてくれてシェアタクシーを捕まえてくれる。

タクシーか、でもこの疲れ具合でまたどこに行くのかわからないコレクティーボに乗るのはシンドイ…2000って言うし乗ってしまおう。他にも乗客がいたが途中のロータリーでその人たちを下ろした後私をホステルまで送ってくれると言う。ありがたい!是非ともお願いします。

ホステル行きの地図を見せる。ヨシヨシ、と言いながら走り始める。

あれ?こっちだっけ?あっちな気がするよ。でも地図を見ながら必死に運転してるからきっとこっちなんだろうと思ってた。でもさっきと同じ道だね?またここ来たの?あれ、今度はそっち行くの?と言う感じで走ってく。

10分もかからずに着くだろうと思ってたのにすでに15分くらい走ってる…

地図見せてもらったら何故こんな所に!?と言うほど遠い所にいる…

もう私がナビする。携帯の地図が読めないなら最初から言ってよ。

やっと到着。2000払ったら案の定「少な過ぎる。だいぶ走ったからもっと寄越せ」と言っている。多分。知るか!お前のせいだろー!私の時間分払って貰いたいくらいだわ!と日本語で応戦し下車。その後も何だか怒鳴ってたけど知らん。アホか!

もう疲れた、渋滞が酷すぎて移動のたびに体力消耗。言葉の壁に変な人も多いし本当に疲れる…

今日の帰宿も22時過ぎ…

毎日こんなんか?

 

バスー200

食事ー5000

帰りバスー250

タクシー2000

宿代2泊分支払うー12000

 

1/6

この日はゴレ島へ。

宿を出るのが遅くなり10時過ぎの出発。

バスを1時間くらい待ち市内へ。そこから歩いて港へ行く。

でも今思えば終点が港近くだった。乗ってれば良かった。

チケットを買い船に乗る。船は2時間おきぐらいだけど丁度いい時間で待たずに乗れた。

30分くらい?で到着。

 

街は可愛い。サクラメントコロニアルに似てる。

奴隷解放の像かな?

 

 

この島はアフリカの貿易の拠点とされ、ヨーロッパの国に奪い合われた島。ヨーロッパって世界を壊すよね。そして黒人奴隷貿易の場所ともなった。

ある日いきなりヨーロッパ人が新大陸発見!ってやって来て勝手に領土を奪い合う戦争を始め、住民を奴隷だってどっかへ連れて行き…たまったものじゃないよね。

でも黒人を売りに出してたのは同じアフリカ黒人。

金は人を狂わせる。

劣悪な環境で出荷された黒人達。勿論戻って来ることもなく、家族もバラバラにされ、目的地まで辿り着けない人も多かった。病気で亡くなった人は勿論、病気になった人も船から海に投げ捨てられていたそうで沢山の鮫が船の後ろをついて泳いでいたって話が印象的。

酷い話。

でも人間は家畜に対して同じ事してるよね。

ロバ、ラクダ、馬。最後は食べちゃう。

人間に対してなら極悪非道な事も動物に対してなら仕方ない事になってしまう。

マンガでも人間が鬼の餌として育てられるストーリーがあるけど、あれだって現に動物にしている事。

人間って本当に鬼だね。

 

小さい島なので2〜3時間も博物館見たりご飯食べたりウロウロしてれば全ての道を歩けてしまう。

さてどうしようかなーとプラプラしてたらビール飲んでる人がいた!

目が合うと話しかけてくる。ビールご一緒する。

島出身の画家らしい。

客待ち中に飲んでいる。客が来れば出て行き話をして戻ってくる。

どれくらい売れるんだろうか?

一軒家の一階は家族がいるけど二階は自分だけのスペースだから泊まりに来ていいよ。とのお誘い。誰か一緒に行く人が見つかったら泊まりに行きたい。

何にも無いけどぼーっと過ごすには良い所。観光客だらけだけど…観光客が帰った後の夜が最高だよ!と言っていた。そりゃそうでしょうね。

でもこんな小さな島にずっと住むって窮屈じゃ無いのかな?それでもこの島が好きって言えるのが凄いな。

 

市内に戻り早々に宿に帰りましょうと思ったけど、そう簡単にいかないのがダカール。この日も4時間かけてやっと帰り、到着は22時半くらい。

ダカールは異動に悩まされる印象。

 

市バスー150

水1.5lー240

入島税ー500

フェリー5200

食事ー4000

ビールー1000

帰りバスー150

宿2泊延泊ー12000

 

1/7

昨夜調べたらダカールで今後のビザを取っていくのが一番楽らしいので延泊して取り敢えずギニアビザを撮りに行く事にする。

この日は日曜日なので大使館はお休み。

私もお休み。

宿から一歩も出ずネット三昧、ゴロゴロ三昧。

 

1/8

ギニア大使館に向かう。

ネットで調べると閉業したとの案内。

大使館って閉業するの?退去したって事?

なので場所も言う人によって違う。

でも2箇所に絞れたので取り敢えず行ってみる。

外務省も言ってた方に行く。意外にすんなり到着。

でも見当たらず…

パリッとしたスーツを着こなす男性がいたので聞いてみる。分からず友達に電話して聞いてくれるも分からず…ネットで検索してくれるとここら辺にあるってと地図を見せてくれる。聞いてたもう1箇所の方だ。やっぱり向こうだったのかー。

丘の帰りに乗ったバスなので分かる。

ここでもスムーズにバスに乗車。

ただ降りた後に地図では道があるのに掘立て小屋建てちゃってて通れなかったりしてなかなか辿り着けず。ココって案内のとこにも無い。人に聞くと大使館はセンターにありこんなとこには無いよ。と…誰かのブログで言ってた目指すべきバス停も確かにセンターだ。でもその人の地図ポイントも今いる所になっている。迷わせるよねー。

この時点で11:30。ビザ申請は午前のみ。ハイ、アウトー。

 

なんか一気にやる気が失せた…私そこまでしてギニア行って何やるの?そもそもギニアって何があるの?知らないから行くんだけど…

西アフリカがイマイチ旅人に人気が出ない理由がビザ取りが面倒で高い上に見どころが少ない。ビザ代を払う価値が見出せないから。

分かるわ…値上がりと円安が重なり1カ国15,000円くらい。

それを今後の国ほぼ全てで払わなければいけない。また賄賂要求もすごい。

行った人のブログやYoutubeを見てもみんな1カ国1週間くらいで抜けてる。田舎でホステルがなくホテルしか無いので宿代も上がる。街並みはほぼ変わらないとか…んー行きたい国だけ行くか。

取り敢えずカーボベルデ、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナンかな。

 

と考えながら市内へ戻る。

市場に入ると呼び込みが凄い。その中の1人にお腹空いたーと言うとレストランに連れて行ってくれた。ちゃんとしてそうなのに激安地元飯。やっぱり地元民に聞くのが一番。

ここのチェブジェンはカレー風味。でもカレー粉を使ってるカレーではなくカレー粉以外のスパイスのみで作った感じ。ピリ辛で美味しい。セネガルの料理、意外に辛めかも。

食べ終わって暇なので大使館に行ってみる。

楽しいらしい。モーリタニアで知り合ったラクダの彼お勧め。

 

厳重セキュリティ。そりゃそうだ。

何しに来たの?アポは?と聞かれフラッと情報聞けたら良いなと思って来てみた。…と言うと警備員さんが書類記入に困ってた。

それでも通してくれたけど携帯電話は物質に取られてしまった。

 

入っていくと受付があり現地の女性。でもとても良い人。

対応する人が出掛けてるから戻ってくるまで図書室で待ってて。と。

凄い日本語の本や漫画が沢山。DVDもシリーズで揃ってるのもある。

これ無料貸出もしてる。住んでる人には良いね!

私もロンドンで行けば良かった!ロンドンなら色々ありそう!

西アフリカを旅した人達の情報ノートも分厚いのが2冊!

でもメイン情報が2006年、書き込みの最終情報が2009年。

この時はマリもブルキナファソも問題なく行けてたんだねー。羨ましい。

ビザ代やホテル代も今よりだいぶ安い…でもセネガルは同じ値段…20年前から高かったのね。

待ってても声が掛からなかったので帰りますーと声を掛けたら奥で仕事してた。

戻って来てるなら言ってよー。

外に出て来てくれて近隣国の情報を聞く。

 

カーボベルデは4月に行った時は燃料と人不足で島間の移動手段を減らしていたので現地の人でもチケットを取るのが難しく、チケット売り場は大行列が出来ていた。解消されてると良いですね。

 

ギニアビザウは先月テロ未遂があって危険度3、抑える事が出来たから良かったけど大使館も向こうで仕事があったけど予定をキャンセルして行かないようにしています。

 

ギニアは先月燃料タンクの爆発があって今も解決していません。光熱費やガソリン代がだいぶ上がっているようで、ホテル代や移動費相当高いの覚悟してください。

 

その先の国はあまり分からないけどコートジボワールではサッカーの大きな大会が始まるので飛行機とホテルは高くなるでしょうね。

 

ブルキナファソはマリと同等です。危険度4の退避勧告が出ています。もし行って誘拐されたら国が動くレベルでヤバいです。

 

ガーナもブルキナファソと繋がってるので危ないと思いますけどね。北のサファリ?あー丁度そこが部隊の占領地域ですね。

 

ナイジェリアは国境での賄賂要求が高過ぎて入国を諦める人が多いみたいですよ。

 

なんか今じゃ無い感が強い…どうしようかなー。

ギニアの宿調べたけど一番安くて8千円。しかもセンターから14kmはなれてる。高いなー。

コートジボワールのサッカー大会は去年のが延長になり1/13から始まる。なぜ延長する…んー迷う。

 

取り敢えず色々調べてから決めますか。

今のところコートジボワールへ飛ぶのが有力。

そして旅行先で大使館に行くのお勧め。危険と脅される率高め。

 

1/9

今日はカーボベルデへ飛ぶ日。

日本大使館に行こうと思って調べたらカーボベルデ、ガンビア、ギニアビザウも兼任と書いてあった。カーボベルデ?初めて聞いた。調べたら良さげ。行ってみようと一昨日チケット取った。

高いわ。でもその前に日本行きを見てたので感覚麻痺してサクサクチケット購入。

チケット買う時に一番必要なのは勢い。

 

宿を探したら€3でコテージが借りれる宿が出て来た。

でも住所も道路名だけだし写真も宿の写真なし。怪し過ぎる。

でも予約して行ってみる。メール送ってみたが返信なし。怪し過ぎる…

さてどうなる事やら。