ヌルッと年明け。

1/1は流石のムスリム国もバンクホリデイという事でのんびり過ごす。

でも市場とか商店とかは普通にやってる。

 

トイレ以外部屋でダラダラしてたら夕方呼ばれた。

ご飯食べると一緒に食べる?と。

まーこの宿食事付きなのね!(本当は素泊まり)

 

モーリタニア人が母親の手作り料理と買ったチキンを持ってやって来た。

もちろん他のメンバーも揃ってる。

みんなで美味しくいただく。

その後も食後のコーヒーやおしゃべりして23時頃退散。

 

2日は換金しなければ!

宿主が一緒に銀行巡りをしてくれると言う。ありがたい。

歩いて銀行が集中している地区へ。

そこにサウジモスクもあったのでついでに見たい!

入ろうとしたら男性に「君たちムスリム?違うなら出ていけ」と言われ私は「はーい」と出たけど宿主がキレた。敷地に入ろうとしただけでモスクには入ってないので宗教は関係ないはず、しかも物言いが失礼と。しかもあなた誰?モスクの人は結構入れてくれるって聞いてた。結構マジモードで殴り合いそうな勢いだったのを近くの人が止めてくれる。少し離れて振り返ったらまだ向こうの人もこっちをみてる。それ向けに宿主が中指を立てる…

宗教問題のきっかけってこう言うことかなと思ってしまった。

 

幾つか銀行を周り換金商へも行ったけど銀行は日本円受け取らず、換金商は1万=2700ウギナのとこ1500と。半額!?ヌアクショットだと簡単に換金できるとテルジットで言われてたからすっかり安心してたけどこれはマズイ…

4時間くらい探し回り納得して換金出来なかったのでセバスチャンに相談してダメなら日本大使館に行ってみよう。って事になった。

セバスチャンは初日に泊まった宿主。知らなかったけどレストランも経営しててそこにも宿施設を作っているところらしい。できる男、セバスチャン。

レストランに行ってみたけどいなかった。宿主が電話してみると来てくれた。

クレカで払う分を現金で返して貰えないか相談。

持ってる分の現金で良いならしてくれるとの事!やったー!

テルジットの宿主とも連絡取って貰っててそこからは2500の請求。2000と思ってたけど…

でも8日間いて1万だったら許容範囲。色々嘘つかれたけど払いますよ。

セバスチャンが持ってたセネガルのお金とまで換金して貰い取り敢えずセネガルまでは行ける。

だいぶ心が軽くなった。

ここでセバスチャンから「今日本人が宿にいるよ。日本に帰るって言ってたからもしかしたら日本円と換金してくれるかもよ。聞いてごらん」と教えてくれる。聞けばあのラクダの旅人!会ってみたかった!けど旅程的にすれ違いだねーと思ってたのに! 

 

宿主にもその場でお支払い。そして60ディルハムも取られた。

そこからお支払いして貰いセバスチャンのレストランで食事。

宿で少し休憩したらセバスチャンの宿へ。1.8km先。若干遠い…

そしたらモーリタニア人がスクーターで送ってあげるよ。と。やったー。

でもシートがない…布かけてあるだけ…オケツ痛い。

それでもあっという間に到着。

宿に入って行ってロビーでご飯食べてた人がお目当ての人。

 

「サハラに死す」と言う本に影響を受けてサハラをラクダで旅したかったらしい。

数年前に一度ラクダを買い旅してそのラクダは売ってしまったけど、楽しかったので2年前にまたラクダを買い旅をして今度はラクダをキープして今回も自分のラクダで旅したらしい。1週間の予定が4日で終わってしまったので早めにヌアクショットに戻って来たとの事。

おもしろい。本当に色んな旅の仕方があるなー。

みんなあなたのこと話してますよーって言ったらビックリしてた。

換金の話をしたら損する価格でしてくれてありがたい。

今私がいる宿の話をしたら興味があるとの事で宿に連れて帰る。

またコーヒー飲みながらダラダラ過ごして22時半頃モーリタニア人にお願いして送って貰う。

 

さて明日はセネガル行きだ!

ってなったら宿に集う人々が寂しがってくれて話したり連絡先交換したりして寝たの2時。

次の日8時のバスに乗るために7時には宿出たいのに。

けどこれも良い出会い。

皆さんに感謝。

 

 

5000ウギナ+26000フランセーファーで€165と換金。

2500ウギナをジャマールへ。テルジット宿主

1500ウギナをデービットへ。ヌアクショット宿主

1000ウギナはサンルイへのタクシー代。