世界各地で豪雨が起きたり
アテネではサハラ砂漠の砂が
空をオレンジに染めたとか…。
今日も寿命を戴いて生きていることは
当たり前ではなく奇跡であると
つくづく考えさせられます。




☆本殿参拝


本殿では言葉を発してはいけない為、
各自で心の中での誓願と念願を
(私は神楽殿と同じ内容で)させて頂きました。
そしてその後はバスの出発時間まで
しばしの自由時間ニコニコ
誓願後の憩いのひと時で、
この僅かな時間が一番楽しく
そしてもう出雲を離れなければ
いけない…という寂しい気持ちでした。




その自由時間に、最後の一つ
残っていた箸置きを買いました。
どうして出雲に行かせて戴けたのか
自問自答しながらの行程でしたが、
ほんの少しですがその答えに
近付くきっかけとなったのが、こちら。










とかく【縁結び】と聞くと
恋愛結婚だけに囚われがちですが、
この箸置きが最後の一つ残っていて
私のところに来たのも【縁結び】。
相変わらず思考を言語化するのが
下手でうまく書けないのですが、


私は何をしに
地球に生まれたんだろう
本当の仏教って
なんだろう
世界の真実ってなんだろう
過去世の私は
何をしたかったんだろう


そんなことを思いながら念じながら
時には疑心暗鬼になりながら
日々を過ごしているのですが、
その答えに辿り着くヒントを
出雲で戴けた気がしています。





願わくば桜の下にて
春死なむ
その如月の望月の頃
(西行法師)




もろともにあはれと思へ
山桜
花より他に知る人もなし
(前大僧正行尊)




帰りの帰りにまであちこちで
満開の桜を眺めながら、
加西SAまであっと言う間に到着。
行きはここが合流地点だったのですが
帰りはここがお別れの地になりました。
私達は北陸道に向けて
宮城仙台チームは伊丹空港に向けて
それぞれの現実に戻っていきます。




(…また来年(出雲で会いましょう)…)
参拝できる確証はないけど
そんなことを思いながら
片手に別れたバスを見送りました。