オリンピックのスケート見てて思い出した。
むかーし、むかーしの話
中学生の時、一度だけスケートをしたことが
ある。
初めてスケート靴で氷の上に足を一歩
下ろした時、
氷ってこんなにつるつると滑るものなんだ!
と驚いた。
スケートリンクは初心者がいっぱい。
ぐるっとリンクのまわりで
手すり磨きしている人ばかりだった。
私もみんなと同じように、
前の人の後について手すり磨きの輪に加わり
手すりにしがみついて進んだ。
ところが出入り口は手すりがとぎれている。
最初のうちはそういう所は死に物狂いだった。
それに所々で手すりにつかまって立ってる人も
いる。
そういう人をよけていかなきゃならないから、
じきに数メートルくらいなら歩けるようになった。
でもスイーっと滑るようにはなれなかった。
左足に体重を乗せてスイーっと滑ることは
できるようになったんだけど、
右足に体重を乗っけて滑ろうと思うと怖くて
踏ん張ってしまって動けなかった。
結局左足だけでスイースイーっと滑るだけなので
カッコ悪くて恥ずかしかった。
その悪い癖はスキーでも災いした。
スキー板で平らな所を進むにはスケーティングが
早くて楽だ。
でも私は左足に体重を乗せた時は
スーっと滑っていくんだけど、
右足に体重を乗せると足の力が抜けず
踏ん張ってしまう。
だからスケーティングしようとすると
スー、パタン、スー、パタンとなってしまう。
あまりにみっともなくて諦めた。
50歳過ぎてから体の左右バランスを整えたくて
右足で片足立ちする訓練を始めた。
今では左右どちらの足でも同じくらい片足立ち
できるようになった。
だから今ならスケーティングがちゃんとできそうな
気がする。
でももう年だからスケートもスキーも無理。
ところで私がスケートを続けなかったのはそれが
原因ではない。
スケートに行った日の夜、布団に入って目を閉じたら
足がつるんつるん滑る感覚がよみがえって、
ひっくりかえりそうで
って、もう布団の上にひっくり返ってるんだけど、
落ち着かなくて眠れなかった。
その日の夜は、布団の中でずっと足だけは
つるんつるんと滑って転びそうになってた。
それが辛かったので、もう二度とスケートはしたくない
と思ったのだ。
そんな経験があったので、自分の子供たちは
小さいうちから慣れさせた方がいいと思い、
スケートもスキーも3歳から始めさせた。
小さいうちは上達も早いしね。