【あなたの優しい心は、ちゃんと伝わる人に使おう】

こんにちは！

今日はHSP（人一倍敏感な人）のお話。

私のようなHSP。
五人に一人いると言われている。

私自身。
ずぅ～っと感じていたこと。

それは「敏感すぎる」ということ。
（だからHSPなんだけどね）

敏感すぎるというのは、
悪いことばかりじゃない。

空や風や自然の心地よさがじわ～っと体にしみこんでくるし。
動物の優しい気持ちがほわぁっと感じられたりするし。

心地いいこと。
質の良いもの。

そういったものをキャッチするのが凄く得意。
というか、生まれつきそういう能力（気質）を持ってる。

なので、HSPに生まれてきたことは、
神様からのギフトだと思ってる。

でも一方で、
HSPならではの悩みもある。

それは、人の悪意や憎しみや怒り。
そういった「負の感情」もバンバン体に入ってくる。

そして、そういう人の機嫌を取ろうとして合わせてしまう。
迎合してしまう。

これって、HSPの共感力の高さではあるけれど、
そのことで、実はたくさんの不具合があったりする。

それは、

「悪意のある人につけ込まれやすい」ということ。
「悪意のある人に利用されやすい」ということ。

HSPは、平和が好きな人が多いから（私調べ）、
喧嘩は避けたい。違和感は避けたい。

怒っている人。
憎しみでいっぱいの人。

そういう人を見ると、出会うと、
何とかして相手の気分を良くしようと頑張ってしまう。
相手の機嫌を取ってしまう。

その結果どうなるか？

「機嫌の悪い人」のペースに乗せられてしまうのだ。

私の場合、これまでは相手の機嫌を取ることをしてきた。
機嫌の悪い人の機嫌をよくしたくて、
あれこれ話を聴いたり、相手に合わせたりしていた。

でもね。これをやると、
相手の機嫌はますますひどくなっていく。
相手の怒りはますますエスカレートしていく。

それはなぜか？

それはね。

こちらが機嫌をとればとるほど。
こちらが相手に合わせれば合わせるほど。

「こいつは自分より下だ！」
「こいつは簡単に自分の思い通りになる！」

と思わせてしまうから。

その結果どうなるか？

機嫌の悪い相手は、機嫌が悪くなることで、
あなたに相手をしてもらえることを学び。
あなたからエネルギーを奪う方法を学んでしまう。

それだけじゃなくって、
自分の都合のいいようにあなたを動かすために、

「機嫌が悪くなったり」
「不平不満を言ったり」
「あなたの悪口を言ったり」

するようになる。

一言でいうと、エネルギーバンパイア。
こちらのエネルギーを奪う存在になったりする。

そうさせないためにはどうしたらいいか？

私の場合。

「相手の機嫌」を取ることをやめた。
「不機嫌な感情」に合わせることをやめた。

そして、
「相手と自分の感情を区別する」ことにした。

相手の感情は相手のもの。
私が相手の感情の世話をする必要はない。

（もともと、感情って自分で責任を取るものだからね～
人に機嫌を取ってもらうものじゃないからね～）

世の中が平和であってほしい。

それはHSPが望むこと。

でも、世の中には、
戦争が好きな人もいるし、
争いが好きな人もいる。

人を利用する人もいるし、
相手を見下げてマウンティングを取ってくる人もいる。

みんながみんな。
（HSPさんがおもう）いい人じゃないんだよ。

だから、残念だけど、
世の中はいい人ばかりじゃないっていうことを知ること。

それから、
そういう人の機嫌を取ることは無駄だということ。
機嫌を取ろうとすると、
「あちら側」に引っ張られてしまうということ。

なので、やることは二つ。

「相手に迎合しないこと」
「相手の機嫌を取らないこと」

自分の心に責任をとれる人は、
自分の機嫌を相手のせいにはしない。

だから、機嫌の悪い人の機嫌まで、
あなたが責任をとる必要はないし、
あなたが面倒を見る必要もない。

ついつい、共感能力発揮で、
相手の機嫌を取ってしまうHSPさんへ。

あなたの優しい心は、
ちゃんと伝わる人（相手の気持ちがわかる人）に使おう。