長めです。
これから出産を控えてる方は
刺激が強いため見ない方が
いいかもしれません。
まず2月7日
14:00
いつも通りのこの時間に起床。
布団から起き上がった瞬間、
何かが出た気がしてトイレに。
破水かな？と思ったら
まさかの大量出血！
そしてなんかお腹も
いつもよりけっこう痛い！
陣痛かな？と思って間隔はかると
なんといきなしまさかの8分台！
10分切ってる！と思って
即病院に電話する。
そしたら
「子宮口が開いてきたんかな？
陣痛が5分切ったら病院おいで」
って言われたので、
とりあえず旦那を起こして
ご飯食べてお風呂入った。
お風呂上がってから
また陣痛の間隔を計ろうとしたら
すでに3分台！！
「こんな早くに縮まるん？！」
とか思いながら慌てて病院へ。
入院準備も持って出た。
旦那はお仕事お休みとってくれて
はじめから付き添ってくれることに。
16:00
病院到着
そしたら陣痛は始まってて
意外にも間隔狭くなるのが早いから
「今日中に産まれるかもね！」と。
でも、その時はまだ
子宮口が2センチしか開いてなくて
とりあえず入院は決定だけど
部屋で待機することに。
18:00
夕食。
普通に食欲はあって、
すべて食べれた。
けど、陣痛の痛みが更に増しだして
一歩歩くのも困難に。
20:00
先生が部屋へ来て内診。
痛みは強くなってるものの
子宮口はなかなかひらかない。
「今日中には無理かなぁ」と。
なかなか子宮口が開かないから
陣痛で痛みがきてる時に
おもっきりひらけられて
更に激痛で苦しむはめに。
これが何度も繰り返される。
22:00
またまた内診。
子宮口はまだ3センチだと。
だんだん吐き気もしてきたし
あたしはとにかく痛みに
耐えることしかできなくて、
隣で旦那も一生懸命腰を
さすってくれてた。
00:00
子宮口も少し柔らかくなって
きているとはいえ、
まだ4センチ。
陣痛の間隔も変わらず3分台。
ずっと、担当の先生に
「もう少し様子を見てみよか」
と言われるばっかり。
痛みは強くなり長くなり、
それでもまだ子宮口がひらかない。
だんだんイライラしてきて
痛みに耐えるのが
本気で嫌になってきた。
それでも痛みがくるたび
1回もサボらずに旦那は腰を
さすってくれたりしてた。
02:00
変わらず子宮口4センチ。
なかなかひらかんし
更にイライラしてしまう。
「痛いよね、頑張ってね」
って担当の先生に言われるたび
蹴り飛ばしたくなった。
03:00
まだ4センチと変わらない。
陣痛も痛みを増すばかり。
先生がくるたび
痛いときに手をつっこまれるのが
本気で耐えれそうになくて
何度も何度も叩いたりした。
そんな私に対して先生は、
「赤ちゃんも頑張ってるからね、
お母さんもあと少し頑張ろうね！」
って言われた。
そんな優しい言葉も
素直に受け入れれず、
私はイライラが増すばかり。
「もうじゅうぶん頑張ってるわ！！」
ついには泣いてしまった。
もう諦めたい。もうやめたい。
何度も何度もそう思った。
04:00
いきなり子宮口が
開いてきてやっと7センチに！
少しづついきみたくなって
もうほんとに痛みに限界で、
陣痛室に移動することに。
すでに14時間も経って
さすがに旦那も疲れてるのに
休まず腰をさすってくれていた。
隣で息を合わせてくれたり
ずっと手を握ってくれてた。
「パパはこんなことしかできんけど、
ずっと横におるからな！
あと少しだけ頑張ろうな！」
ってゆーて、私を
ずっと励ましてくれてた。
それから急激にまた9センチと。
痛みの限界も体力の限界も飛び越え
「ゔあぁぁああ！」って
何度も何度も叫びながら
もうどーにでもなれ！って思って
先生をパンチで殴ったり蹴ったり
壁におもっきり爪跡つけたり
とにかくめちゃくちゃ暴れてた。
そんな姿をはじめて見た旦那も
殴られっぱなしの先生も、
「お母さん偉いね！頑張ってるね！」
って言い続けてた。
「ママ！もうすぐで花に会えるで！
ママは頑張り屋さんやな！」
その時にやっと...
頑張ってるんは私だけじゃない。
花ももちろん、
旦那も先生も、
みんなが頑張ってくれてる。
って思えるようになった。
痛み苦しみながらも
冷静にならな！と思って
とにかくいきむことに集中した。
みんなのためにも
早く終わらせてあげなきゃ。
08:00
「お母さん！頭見えてきたよ！
あともう少しだからね！」
って言われて、更に痛みも増す。
痛くて叫びそうになる声を
必死で殺しながら
心の中で「花！花！」
って何回も叫んだ。
もう裂けてもいいから
もうあたしなんかどうなってもいいから
とにかく早く出してあげたい！！
「はい！お母さん！
赤ちゃん出るよー！」
その言葉を聞いて、
旦那も私の手を強く握って
私は最後の最後の体力を使いきって
おもっっっっっきりいきんだ！
そして、
2013年2月8日 08:22
3164gの花が大きな声をあげて
元気に産まれてくれました。
「お母さん頑張りましたね！
元気な赤ちゃんですよ～！」
私の腕の中に花を乗せてくれた。
その瞬間、
途中で堪えてた涙が
一気に溢れだしてきて、
私まで大泣きしてしまった。
「花、会いたかった...」
何回言ったかな。
とにかく嬉しくて
花がめっちゃめちゃ可愛くて
縫われてる間ずっと花の方見てた。
さっきまで痛かった陣痛も
とっくに忘れてた。
旦那は
「ママよく頑張った！！
お疲れ様！」ってゆーて、
汗まみれの私のおでこに
チューしてくれた。
担当の先生も、何度も何度も
「お母さんも赤ちゃんも
よく頑張ったね！おめでとう！」
って言ってくれた。
最初から最後まで
私に勇気づけてくれてた
旦那と先生の言葉にもまた涙。
何回も何回も
「ありがとう」って言った。
励まされてなかったら
もっと遅くに産まれてたかもわからんし
その分もっと花も苦しかったはず。
途中何回もやめたい思ったけど、
二人に支えられたおかげで
私は頑張れたんやなと思った。
17時間文句一つ言わず、
嫌な顔一つせず、
一生懸命サポートしてくれた旦那に
改めて愛を感じました。
私の次に旦那が花を抱っこ。
その姿を見てるだけで
また更に幸せ。
「家族」っていいね。
落ち着いたあと、旦那は帰宅。
犬らにご飯あげなあかんし
とにかく旦那も疲れてたから
帰って寝てもらおうとした。
私はしばらく脱力感MAXで
陣痛室で倒れてた。
私もめちゃくちゃ眠たかったけど
陣痛中の身体の震えが継続されたままで
腰とおしりもMAX痛くて
まったく寝れずでした。
しばらくは歩けなかったから
車椅子押してもらったり
トイレも体拭くのも
全部やってもらった。
出産した後も
こんなに大変やったなんて...
そんなことはともかく、
今は幸せでいっぱいです。
妊娠したと分かった瞬間から
お腹にいる間もずーっと、
この日をどれだけ待ち望んだか。
やっと花に会えて、
おまけに元気に産まれてきてくれて、
私はほんまに幸せです。
花ちゃん、
あたしたちの間に産まれてきてくれて
ほんとうにありがとう。
これからは家族3人と犬2匹で
新たな人生楽しもうね。
ママも花と共にこれから
頑張って成長するからね。
花はママとパパの宝物です。
今日のこの日は絶対に忘れない。
土曜日までに陣痛がこなかったら
促進剤を使う予定やったので、
自然に陣痛がきてくれたことに
神様にも感謝です♡
最後まで読んでくれた方
ありがとうございます。
またみなさんのブログは
のんびり読ませてもらいます♩
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