かなり更新してません。
お久しぶりです。
ここのところ、カウンセリングによって、蓋をしている自分の気持ちを意識的に見るようになってきました。


十数年前、私が結婚したばかりの頃、義実家で言われた事があります。

「あなたは他の人と違い、特別に繊細だから 結婚したら とても大変だと息子に(私の主人の事)言ったのよ。あの子も、人の気持ちを分かるような子とは思えないし。
でも、結婚したんだから、何とかやっていくしかないわよね。」
と、言われました。

ニュアンスを柔らかくしてまとめて言えばこんな感じでしたが、重い気持ちになりました。
十数年前なので、もうかなり前の話です。この事は、その結婚したばかりの時だけでなく、その後もずっと言われ続けてます。
言われるたびに自分のダメさを認識させられます。

私は自己肯定感が限りなく低い為、そんな言葉を聞かなくても、自分みたいな奴と結婚してくれた主人に申し訳ない気持ちでいっぱいで居ましたし、いつ主人に見限られてしまうか不安な気持ちで堪らなくて居ましたが、この言葉で益々 この気持ちは強まりました。つい最近まで、怖くて怖くて仕方ありませんでした。


でも本当はそれだけでなく、心の狭い私は、その様な話を聞いて嫌な気持ちになりました。
正直、そんな話は聞きたくありませんでした。
直ぐに、[そんな風に思ってはいけない!!!]と、自分の気持ちに蓋をして、鉄の箱に入れて鍵をかけて(笑い)見ないようにしてきました。


そうそう、最初の頃は 事ある度に、こんな変わり者の息子に お嫁さんが来てくれて。
…とか、義理のきょうだいからも、あんな変わり者と結婚してくれるなんて奇特な人とか言われました。
最初の数回は全然気になりませんでしたが、何回も何回も何回も言われると変な気持ちになりました。


そんな言葉たちを聞くたび、何だか違和感を抱きつつも、頑張って嫌悪感を抱かぬよう心に蓋をして、過ごしてきました。

数年前に、身体を壊したときも、沢山 文句や色々な事を言われ、身体の事も言われたりはしたものの、かなりお世話になりました。助けてもらいました。
結果的には、その色々言われた事により[この世から消えてしまいたい]と思う程悪化しましたが…。


結果はともかく、お世話になったのだから恩返しをしなければならない。何を言われても、私が至らないのだから、私が全て悪いのだから、嫌悪感を抱くのはおかしい。と、自分に言い聞かせてきました。

皆の前で(主人や義理のきょうだい)お姑さんが
「嫁姑関係は、姑さえ我慢していれば、上手くいくものなのよ。」
…と、仰られていた時も、至らない私が悪いのだから怒らないように言い聞かせてました。

でも、最近思うのです。
本当は、どの様な経緯で結婚を許したのか、この場合知る必要はなかった様に思います。
私の性格に対して色々言われるのも、生きてきた過程に対して色々言われるのも、私の事を全て分かっていらっしゃる訳ではなく、ある一面だけで仰られているのだし、どうしようも出来ない身体の事や、過去の事を言われるのも[嫌だ!]と考えてしまうのは、仕方ないのではないか?と…。

「気を使って、あなたには本当に言いたい事を色々言えないから大変。」
とも仰られていたけれど、それも本当の話ではあるのでしょうし、気苦労をかけてしまっていて申し訳なくも思いますが、何だか面白いなぁ(笑い)と思ってしまいます。

[この世から消えてしまいたい]と思う程、ずいぶんキツイ事も仰られていたのですが、本当に本当は もっともっと言いたいのでしょう。
私は、かなり我慢させてしまっているのですよね。だからこそ
「姑さえ我慢していれば上手くいく」
の言葉が出てきたのですよね。
私の気持ちとすれ違いはありますが、お姑さんは、お姑さんなりに頑張っているのですよね。
頭では分かってますが、ちょっと腹が立ってしまいます。それもまた、しょうがないのでしょう。


不思議と、この
「気を使って言いたいことがあなたには言えない」
…は、今までの人生の中で結構言われてきました。
私は言いたいことを言えない人に、そんな事すら言えない小心者なので、面白いと思うのかもしれません。あ…でも、面白い中でも、嫌な気持ちはあります。フクザツです(笑い)


1年ほど前に、言われて嫌だった気持ちと距離を置きたい理由を主人に分かってもらいたく話した時、
「自分の言った言葉ではなく母が言った言葉なので、俺に関係ない。俺に全然責任はない。
その事を俺に言ってどうして欲しいのか?」
と言われ、悲しかったです。

主人にしてみれば、解決法とかどうしていくか?…の話ではないし、自分の母親に対しての愚痴だったので聞きたくなかったのでしょう。
それだけでなく、
「お前もか。昔からそういう事あるんだ。もう十分だ!」
みたいな事も言っていたので、主人も思う所もあるのだと思います。
主人には、言ってはいけなかった。

主人に言った事について反省していますが、一体何処にこの気持ちをぶつけて良いのか分からず、苦しい気持ちで今も過ごして居ます。

なので、帰省の前後は胃腸を壊してマーライオンちゃんになっちゃいます(笑い)。結局いつも、点滴に助けられてます。

もちろん、こんなに些細な事だけでなく、自分がここまで嫌な気持ちに至るまでは本当に様々な事がありました。

勿論、良いことも沢山仰って下さっていた訳だし、行動や言動はどうであれ、芯は優しさのある方なのだから、嫌な事を忘れて行きたいと思う反面、長い間抑えていた嫌な気持ちは、溢れだしたら止まらない。
どうしよう。って位、嫌な気持ちも怒りも溢れだしてます。

怒りも嫌な気持ちも悪者として、見ないようにしたので、溜まってしまっていたのでしょう。


…かと言って、頭も良く言葉の強い攻撃力のある方達と対立する事は恐ろしいです。鈍くさい私は敵わないでしょう。一つ言えば二十は返って来ますから。捲し立てられると喋られなくなってしまいます。


また私は白黒思考である為、上手にかわす事や距離を適度に保つ事が出来ず、難しいです。
今、用事のある時以外には、連絡を取らない様にしている為、あちらも前とは違った感じになってますが、もし、対立することになってしまったら、本当に怖いです。
それは、自分の距離の取り方が下手なのだから、万が一その様な事になっても仕方ありませんね。

あちらも、気を使って下さり距離を取って下さっていらっしゃるだけで、私の取り越し苦労なのだとしたら良いのですが…。


ともかく今思う事は、思いを言葉にして全部出すのは、相手を傷つけてしまう事もある。という事です。
それを身をもって教えて頂きました。

勿論 物事に正解なんてありません。私の気にし過ぎなだけかもしれませんし。
100人居れば、100通りの考え方捉え方がありますから。

自分の怒りも嫌な気持ちも、悪者にしないで見て行きたいと思います。

だけど、自分の今の気持ちを忘れずに、人に対して同じ様な事をしないようにしていきたいです。
その方に合わせた言葉のチョイスを大切にしていきたいです。

自分に正直に怒りと嫌な気持ちと 沢山沢山向き合って、やっとそう思えてきました。

気持ちは大変揺さぶられてしまっていますが、大きな学びを得られています。
ネガティブな気持ちも、マイナス面だけではないのですよね。
これからは、この様な感情を悪者にせず 怖がらず、見ていきたいです。




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