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らくとの個人的演劇感想

観たものを。ネタバレ防ぐ為、千秋楽後に書くようにしています。
あくまでらくと個人の感想であり、批評などではありません。
誹謗中傷目的のものでもありません。

 昨日に続き、こちらは広島市内で主に活動している劇団小豆組様。

 こちらも、昨日の東広島での殺陣を行う侍エレクトリカルパレード様と同じく、殺陣をやられておられます。

 一度、小豆組の人と関わらせていただいており、とても勉強となりました。

 去年、十周年という事で、三か月連続公演というものをやっており、全て観に行きました。

 感想としては、まあ、正直に言うとよろしくはなかったのですが、さて、今回は?

 

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劇団小豆組『不忍忍』☆☆☆★★(2.5)

 

あらすじ

 

藤堂美奈子は、雑誌の編集社に勤める駆け出しのOL。

ある日、親友の失恋パーティをしようと話していると、服部半蔵と名乗る人が現れる。忍者が大好きな彼女は、走り去る服部を猛スピードで追いかけるが、途中で見失ってしまう。

一方、服部は、巻いたと思いこみ、安心して術をかけていた。

結界を張り終えたその時、美奈子が現れて勢いよくダイブ!……そして二人はタイムスリップ。

時は安土桃山時代、織田信長が本能寺の変で倒れて10年後。

天下取りの争いの真っ只中、時代は大きく変わろうとしていた。

 

 

感想

 

まず良かった点をば。

殺陣に関しては、音と動きをしっかり合わせていたので、すっと見れた。今回は前回行った『ひなぎく見参』の様に、エンターテイメントに重きを置いた作品で、お客さんのノリも良く、笑いもよく起こっていた。

こんにゃくとか、獅子丸は好きだったな。

こういう、お客さんを盛り上げるのは、長年やってるからか、とても上手いなぁ、と思った。

なので、エンターテイメントとしてはとても楽しめた作品だとは思っている。

 

悪い点としては、物語だろうか。色々とごちゃごちゃし、整理出来ていない感じはした。美奈子が思い出す所や、藤林の秘め事、天狐や児雷也の扱い等、割とささっと片付けられたりと、時間の都合か、あまり時間を割きたくなかったのか、その辺りは分からないが勿体ない部分は多いと思う。

というか、巫女の由良が忍術の教えを乞う次のシーンで、巻物持って逃亡している、というのは行動力の化身というか、なんというか。

あと、半蔵がそこで巻物を使って時を超えた理由がよく分からない。

来て、半蔵門を探して、何かするわけでもなく普通に帰っていたわけで。彼は何の為に、何時の時代に行くか分からないというリスクの高い術を、あそこで使ったのだろうか。

これに関し、劇中で述べられていたなら、私の記憶力が圧倒的に足りないだけなので、申し訳ない。

次に、殺陣に関して。ひなぎくに関しても同様に思ったのだが、後半にかけての殺陣が、最初の良かった評価を下げていった気もする。

音との兼ね合いの悪さや、動きの自信の無さが、よく出ていたのが残念だった。

ラストの服部半蔵と藤林長門守との戦いも、とても大事で、タイトルにもなっている事でもあるのだが、盛り上がれなかったなぁ、と。

それは、藤林側にいるのがもう雑兵のみで、ラストバトルで隣でわちゃわちゃやってたからなのか、どうなのか。

というか、ラストで由良が人質に取られてたの割と本気で忘れていた……すまない。

暗転に関しても、長い所は多くあったかな。それは、大道具の移動がメインだったけれど、必要な所以外は、もっと物を動かす事を減らした方が良かった様に思う。

 

という感じだろうか。楽しめたか、と言われれば楽しめた。

けれど、物語や殺陣に関しては、色々と首をかしげる部分もまた多かった。