こんにちはぐ〜たらこです
長い長い出産レポ③出産編でふ
ようやく出産です
思い返しても…ワタクシ…生きててよかった…
えおおげさ
けどワタクシもう2度と出産なんかしたくない
【入院3日目】
◆21:00ごろ 子宮口7センチのつづき
なぜかこの頃から急に左の腰?骨盤?が痛み始める。
体位を変えてみるも治らず。
他の無痛分娩の方のブログをみてても同じように腰痛が起こってそれには硬膜外麻酔は効かないとわかってた。
同時に陣痛のモニターの波のたびに子宮口?おしり?が熱くなる感覚がありこれがいきみたい感覚かと実感
なのに子宮口は7センチ。
その割にはピコちゃんはかなり下まで下がってきてるとのこと。
じゃ〜なぜに
子宮口は開かないのか
謎すぎる
腰痛もどうやら陣痛の波のたびに痛む
そしてだんだんひどくなる
陣痛のたびに子宮口にピコ氏がアタックしてきて
そのせいで骨盤が痛くなり、腰痛発生してるんだと思う。
コレがあっという間にひどくなって
どんな体制をとっても腰が痛くて耐えられず。
陣痛のたびにお股が熱くなってイキみたい感覚に襲われる。
けどイキんじゃダメ。
なんてったって7センチだから。
腰痛がいたすぎて大汗をかきながらいろんな体勢を試して短く吸って長く吐く呼吸をつづけてお股に力が入らないように耐える
この、腰痛とイキみ逃しがほんとにほんとに辛かった
陣痛の強さが強いほど息を吐くのがツラくてお股に力が入ってしまう。
吐く息と体がガクガク震える。
いや、普通分娩の人はここに加えて陣痛の激痛もあると思うとこれでも絶対マシだったはずではあるけども。
ピコ氏が、何度もアタックしてくるにも関わらずこっから夜中まで何故か子宮口の大きさは7センチから変わらず…
何度も何度も助産師さんが子宮口の大きさを確認するもほぼ変わらず…
腰痛といきみ逃しを耐えること数時間
ピコ氏はやっぱり巨大児のせいか心拍も下がらずここまでずっと元気。
アタックしまくってツラいはずなのに。
元気でよかった。
【入院4日目】
◆2:00すぎごろ 子宮口8-9センチ
日が変わって流石に子宮口が開かなさすぎるってことで先生におもいっきり子宮口グリグリしてもらって
ちょっと開いたのか
まずは腰痛がだいぶマシになる。
その後、子宮口の熱さもだいぶマシになって
束の間の平穏が訪れる
すでに睡眠不足と5時間の腰痛といきみ逃がしで体力を消耗してヘロヘロ
子宮口がちょっと開いたことでぴこアタックの波もものすごい感じではなくなって陣痛の間隔の数分間にうとうと。
2-3分で陣痛がきたらいきみにがし。
この頃もういきみ逃がしはコツをつかんでプロ級に
陣痛の痛みがないからこそそんなことができた。
これは無痛分娩のおかげです。ほんと。
ここに陣痛の痛みあったらこの数分ごとの休憩はなかった。
内診ぐりぐりも何度もされてるけどこれも無痛じゃなかったら叫んでるよね。たぶん。
◆4:30ごろ 再度内診ぐりぐり 無理矢理子宮口全開
ここにきてもまだ子宮口全開にならず。
何やら膜が下はなくなってるけど左右残ってるとかなんとか。
それをまた先生にぐりぐりしてもらって
無理矢理子宮口全開にまでもっていく。
前聞いてた話ではこっから無痛分娩だと最長5時間…
いや、無理
って思う。
先生はこれまで時間もかなりかかってるしもうそんなにかけられない。
8時までに産むよって言う…
がんばろう。
◆5:30ごろ 促進剤の追加といきみ練習
ここまでの長丁場で高齢のタラコの子宮も疲れ切っててちょっと前まで2-3分感覚だった陣痛が4分くらいに。
なので促進剤をMAX量から更に上げることに
麻酔は逆によく効いてたので陣痛感覚をモニターでなく自分で感じるために半量に減らすことに
ダイジョウブでしょうか…
薬の調節が効いてくるまでの間、モニターをみながら陣痛の波に合わせていきみの練習
麻酔はいい感じに効いてるので足には力が入るし問題なくイキめる。
だだ心配なのはピコの頭がでかいこと。
ちゃんと通るのか…
こっから休み休みいきむ練習を続けながら陣痛を強くしていく。
◆7:00ごろ 本格的にいきみ開始
促進剤を増やしたことで強めの陣痛が短い間隔でくるようになって麻酔を減らしたことでタラコもお腹の張りがよくわかった。
けど中位の生理痛くらいで痛みはなんとか耐えられるレベル
でももう、体力が…ない…
強い波の時に息を吸って止めてめっちゃいきむ。
最初は仰向けとか横向きとか向きを変えていきんでたのを本格的に足をかなり上まであげてお股を広げて手はバーを握ってもんのすごい息を止めて長い間いきむ。
麻酔で110くらいに下がってた血圧150くらいにまで上がる
ピコもいきんだ直後は心拍が下がるけどさすがに強い子ですぐに、もとにもどる。めっちゃ元気
◆7:40ごろ 鉗子分娩開始
この頃には陣痛もかなり強くなり陣痛の痛みもかなり強く感じるようになったけどここまできたら痛い方が逆によかった。
陣痛くるたびに出したいて思えるから。
最後の方は股に何か挟まってくる感じかしてきて、あっそろそろ産めるかもって希望がでてくる。
けど、こっから何度もいきむもなかなか出てこない。
先生が鉗子ってゆってて
やっぱりかと思う。
けど吸引か鉗子分娩じゃないとピコ氏の頭のサイズは産めないだろうなとなんとなく思ってた。
鉗子を入れるために会陰切開しますよーといわれる。
麻酔が効いてるので全く痛くなくバチンと音だけ聞こえる。
切られた感覚はもはや全くなかった。やっぱ麻酔ってすごい。
◆8:00 ようやく出産
イキみながら気づいたら部屋にはお医者さん助産師さん総勢で7人くらいでわたしのお産を手伝ってくれてたありがたや〜
最後の最後の力を振り絞って波が強そうな陣痛の時に頭の血管がキレそうなくらい息を止めていきむ
息がつづかなくなったらまたすぐさま吸ってまた息を止めてもっかいいきむ
何度かいきんだ後によーやくなんか抜けた感じがして
ピコ氏がタラコのお腹から
脱出成功
その直後からもうタラコは放心状態
眠いし疲れたしもうむりー
産んだら瞬時に陣痛ってなくなるのねって頭のなかで思ってた。
予想外の巨大児
てみんなが騒いでるのをぼ〜っと聞く。
ピコ氏を胸に載せてもらってようやく私が産んだのかぁ〜っとぼや〜っと実感
この間夫くんがたらこが産後に撮りたかった写真や産声やらをいろいろ撮りまくってくれてた。
よかった
タラコはそんなことに気が回る状態じゃなかった…
◆胎盤摘出と会陰縫合
そしてそしてまたツライことに今度は胎盤がなかなか出て来ない
胎盤まで出してお産は終了なのに
出て来ないから結局先生が
手をつっこんでむりやり剥がす
麻酔がまぁ効いてるからそこまで痛くはなく…
コレも麻酔なかったら気絶するレベルでは
数十分後ようやく摘出
そして会陰縫合…
なんと縫合に1時間かかることに
あとで聞いたら会陰裂傷は3度レベルだったそう。
(第3度会陰裂傷:肛門括約筋や腟直腸中隔に達する裂傷)
これらが終わって先生が急いで確認に来る。
出血量2.6ℓ
だから輸血した方がいい。
していいかとのこと
その数字聞いてもう即答でしてくださいと即答タラコ
さらにここで優しい看護師さんが朝ごはん食べれるけど食べると食欲旺盛だったタラコに聞いてくれた。
もちろん食べますっっと即答
そしてほぼ完食
2.6ℓ血を失った状態で
分娩室でもりもり朝ごはんを食べてタラコの長い長い分娩はようやく終了しましたとさ。
あー大変だった
夜中の前駆陣痛入れたら約32時間
本陣痛を10分間隔とするなら約21時間
時間でみたら難産ではないのかもしれないけれども
お産のフルコース体験したね
よくがんばった
と先生から言われました。
いや、そんなフルコースいらない…
後日談に続く