甲子園交流試合 前半7試合の感想 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

生まれた時からずっと愛知県なものですから、高校野球=NHKなんですよね。甲子園の道と熱闘甲子園はテレビ朝日系ですが、朝日放送が放映する様子は甲子園の通路くらいでしか見たことがありません。BS朝日にすれば可能なんですけどね。小さい頃からの習慣はなかなか変えられないものです。

 

7試合が終わりました。ピッチャーの疲労度が低いので投手戦が多くなるだろう。神様の悪戯で同じレベルくらいの対戦が多くなったので、接戦が多くなるだろう。このように予想していましたが、さらにそれが極まったような試合続きになっています。

 

 

◇2点差以内のゲームが7試合中6試合。

◇残りの1試合も7回まで2点差。結局最後は4点差。

◇一イニングの最多得点が鳥取城北の8回の「4」

◇スタンドに入ったホームランは1本。

 

本来であれば春の選抜に出るはずだった高校。実際に展開されている試合も春のゲームっぽいんですよね。「春は投手力」の格言通りです。しかしながら1年生も出場している。テレビ観戦はクーラーが効いた部屋の中。試合が終わった後に三塁側のチームがバックネット裏を歩いて退場していくシーンを好きなのですが、テーマ曲が流れていないのに違和感。オモイダマとか宿命とかですね。朝日系のテーマソングなので、NHKはボリュームを落とすのですが、それでも聞こえてくる音が無いのにいつもとは違う夏を実感します。

 

今回注目するべきはインタビュー。例年とは異なり勝ったチームの監督だけではなく、選手の談話も放送されますし、負けた側の監督と選手も放送されるのが良いなと。ここを見るがために試合を観戦しているといっても過言ではありません。話題になった平田の植田監督のインタビューは沁みました。

 

大分商1-3花咲徳栄

◆川瀬&井上の両主将の宣誓は長く使われる映像になりそう。

◆ウグイス嬢が選手紹介で泣いていましたよね。

◆審判は1回緊張したのかな。ストライクゾーンが不安定だった。

◆川瀬は故障明けで50%くらいの出来だったのかな。

◆高森の投球はプロのベテラン左腕を見るようだった。

◆大分商は県大会から時間がありすぎた感。花咲はまだ県の大会を残していて登り調子で迎えた感。

 

明徳義塾6-5鳥取城北

◆7回までノーヒット。3本のヒットで勝利。馬淵監督のチームらしい勝ち方。

◆鳥取城北の打線は県内史上最強だったのでは。ここからもう1歩ステップアップを。

◆鳥取城北の選手たちが泣く姿を見て、夏のスイッチが入った。感動ポルノかもしれないが。

◆ウィズコロナの時代の高校野球は馬淵監督を中心に指導者はまとまるのではないか。

 

天理2-4広島新庄

◆天理は県大会を優勝して、勝つモチベーションが湧かなかったのかも。

◆達投手は本当に絵になるな。ダルビッシュを思い出した。

◆秋田‐秋山の両左腕も完全に広島新庄サウスポーの系譜。

◆広島新庄の宇多村監督は名将オーラがある。今後相当勝つのでは。

 

創成館4-0平田

◆創成館は3年生だけでしたね。見どころで鴨打と書いてすみませんでした。

◆THE創成館という試合だったし、THE平田という試合だった。

◆古川投手の丁寧な投球は高校生のお手本。下半身の鍛え方は尋常じゃない感じだった。

 

明豊4-2県岐阜商

◆コンディションの差が出てしまった試合。

◆県岐阜商のユニフォームは甲子園で見るとさらに違和感になってしまった。

◆若杉の成長をひしひしと感じられ嬉しかった。

◆注目の佐々木がホームランを打って嬉しかった。岐阜で育った子でマスクも良し。スターになれ!

◆川崎監督の20人全員野球は、チーム作りの賜物。

◆鍛治舎監督の下級生優遇は賛否あるだろうが、現2年の方がさらに苦しい状況が続くのも確か。

 

智弁学園3-4中京大中京

◆最強チームの先制攻撃から立ち直る西村の気持ちの強さに感服。

◆高橋は見事な投球。昨年の奥川を見てしまったのが、感動までいかない感覚を持たせるのだろう。

◆中京大中京はこの夏調子が上がらなかった。それでも無敗。2020年らしい王者の姿。

◆インフィールドフライでサヨナラは今後高校野球マニアに語られそう。

◆前川は2年らしからぬ雰囲気。左の岡本になれ!

 

鹿児島城西1-3加藤学園

◆想像以上に両投手が素晴らしくて期待した投手戦を堪能。

◆加藤学園は大分商とは違って、早期敗退のエネルギーを全て甲子園にぶつけた形。

◆天理もそうだが鹿児島城西の佐々木監督も、元プロらしい勝利とは違う所に目的を見出している感。

◆加藤学園の太田。伝説の高校デビュー戦。

◆9回の八方、砂川、上原のヒット。福岡や沖縄から寮に入った子たちの思いが詰まった連打。

 

いくつか触れましたが、各都道府県の独自大会が開かれているために、そちらの大会とのエネルギーの配分が各校異なりますね。明日は後半9試合を予想しますが、その部分にさらにフォーカスしてみます。