当教室から5km以内にある普通科公立高校4校について、この春の進学実績をまとめました。
【国公立】
【私立】
今年は初めて、名古屋大学への合格数において江南が西春を上回りました。江南高校の職員室は盛り上がったのではないでしょうか。江南は一気に20人を超えて、逆に西春は久しぶりに10人台に留まりました。ただ全体の実績で逆転したという雰囲気ではなく、特に関東や関西の私大においては西春が上回る結果になっています。
徐々に国公立への合格数を伸ばして、昨年は3桁を達成した一宮南。今年はその伸びにブレーキがかかった感じでした。逆に小牧南は下げ止まった結果となりました。ただ一宮南は私大においてはなかなかの結果を残しているので、私大志望の生徒が多かったのかもしれません。何となくですが、一宮南は文系が、小牧南は理系がそれぞれ優位な学年だったのではないかと推測できます。
2・3年前に話題になった私立大学定員厳格化の影響による難化は数字上は見え辛くなっています。一宮南や小牧南のレベルにおいては、関東や関西の私大を受験する生徒は確実に減っています。より地元志向、安全志向が強まっているのだと思われます。
来年度からセンター試験は共通テストに変わることにおいて、浪人が減ったりするというマクロな変化はあったのでしょうが、これら4つの高校の数字からはその部分は見られませんでした。
明日のブログは、高1・高2の学習について最近思うことを書く予定です。
偶然にもさくら個別の國立先生が名古屋大学の合格ランキングをアップされていました。