誕生日のパラドックス | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

さて今日は統計シリーズの第3弾!

本題とも関係があるので載せてみました。

 

正直、下の地図を見ただけで正解を出せる人はほとんどいないでしょう。

特に愛知県民で正解できたら「神」認定ですw

 

 

 

4年生の時のことです。

担任の坪井先生が突然問いかけました。

「クラスの中に同じ誕生日の人はいるでしょうか?」

 

誰かが答えました。

「いないでしょ!365人いたら揃うけど、35人しかいないもん!」

 

心の中で「うんうん!」と頷くも「うん?」という疑問も生まれました。

「あれっ?SくんとYさんは誕生日同じって言っていたよな」

「去年もクラスの中に同じ誕生日の子たちがいたぞ!?」

「隣のクラスのHくんは俺と同じ12月7日だよな」

 

365人いなくてももっと同じ誕生日の人はいるもんだぞ!

ただ理由は分からないけど。

結局私は何も発言できませんでした。

 

「誕生日のパラドックス」という有名な命題です。

23人の人が集まれば同じ誕生日の人がいる可能性が50%以上になります。

40人のクラスであればその確率はおよそ90%になります。

 

実際の感覚よりもずっと多い値になりますよね。

確率や統計においては、よく見られる気がします。

 

 

今朝のランニングクラブは8人の子どもたちが参加しました。

初めて顔を合わせる子もいたので、自己紹介で名前と誕生日を言ってもらいました。

 

4月23日、4月25日、4月25日、4月27日

5月12日、6月25日、12月15日、3月4日

 

驚きの4月下旬率!!「奇跡だ!」「運命だ!」と小声で言う子もいました。

8人いた場合に誕生日が揃う確率は7.4%

したがって「奇跡」や「運命」は大げさではありません。

たった5日間に4人の子が入っているのは、もっと珍しいことでしょうね。

 

 

地図の答え:人口当たりの交通死亡事故者率

 

1位…香川県 41位…愛知県

 

「間違ったデータを載せるな!」とお叱りの声を頂戴しそうです。

確かに愛知県は交通死亡事故者数が16年連続でワースト1です。

「名古屋走り」など、交通マナーについての評判は悪名が轟いています。

しかしそれを人口で割ると、最も少ない県に入るのもまた事実。

実際の感覚と確率が違って見える1つの例になりますね。