チェックアウトして・・・ミラコスタの前でキャストに写真を撮ってもらった。




この日のホテルは潮見のホテルだった。

電車はもちろん動いてなかったので、浦安駅行きのバスに乗った。



バスで外の風景を見ながら駅まで着いたんだけど・・・

浦安の被害も結構大きくて、ところどころでマンホールが飛び出ててビックリしたのを覚えてる。




浦安駅から東京メトロ東西線に乗って木場まで行ってそこからホテルまで歩いた。




土地勘がないなりに、頑張って歩いてみたわけ。




普段どーりの彼女だったら、疲れたって言葉が出てくる感じだけど・・・

この時は一生懸命歩いてくれた。

ダッフィーのぬいぐるみを抱っこしながら頑張って歩いてたんだよね。

両親とも連絡が取れたし、一番の不安要素は無くなったからそれだけでも気持ちが楽になったんだろうね。




夕方ぐらいにホテルにチェックイン。

ここのホテルも多少は壁とかやられたみたいだけど大丈夫だった。





下のコンビニで買い物して、ホテルの部屋で一休み。




やっぱり、テレビをつけてその画面に食い入るしかなかった。

でも昨夜とは違い、冷静に見れてた。











(あー、っていうかバッグの一番下に入ってるプレゼントどーすっぺ?(((゜д゜;))))








僕はそれが一番の不安要素(笑)







どーしよーもないし。。。かといってここでプロポーズってのもなんだか不謹慎だし。














彼女が風呂に入ってる時に、僕はホテルの備え付けのテーブルの引き出しにそっとプレゼントを入れておいた。


どっかのタイミングで言うしかねーな!






彼女が万が一、何かの拍子でその引き出しを開けてしまったら?




っていうのも考えたけど・・・

もし、そーなったらそれはそれでいいや!(笑)

なるよーにしかならんわ。




風呂から上がって、コンビニで買って来たもの食って…

テレビを見ながら色々と喋ったり、地元の友達や知り合いに連絡を取ってみたり。




僕は、両親と連絡がついたので色々と話をして必要なものを聞いてみると・・・




母上:『単一の乾電池がないのよ。懐中電灯用の電池がないから電池買ってきて~!』




そして、次の日の予定を立てた僕ら。

近場にヤマダ電気があったから、チェックアウトしたらそこに行ってみることにした。





昨晩の疲れもあってか、彼女は今日はぐっすりと寝れてるみたいだ。








あ・・・プロポーズどーしよ?(笑)


















僕のねじれてこじれてしまった感情。


どこにぶつけていいか分からないこの感情。









両親の安否確認が取れて安心してる彼女の気持ちも分かるが…






元彼にしか頼れなかったのが、なんだか腑に落ちない。





だって・・・彼女の両親とも会ったってことでしょ?




こんな大惨事に、元彼が彼女の安否を両親に伝えて…

彼女に両親の安否を伝えるってさ。



ひどい話だよ。



プロポーズしよーとしてる人を目の前にして。



悪気がないのは分かってる。

その手段しかなかったことも分かってる。



頭では分かってるつもりなんだけど・・・

心が付いてこない。




付いてこない心の中の感情をどこにぶつけていいかも分からない。






僕は心が狭いのか?




ニコニコしてる彼女を見て、なんだかイライラしてしまったことは事実。







どうしようもない感情を冷静にさせる為に僕はひとまずシャワーを浴びることにした。













僕:『シャワー浴びてくる。』




そー言って、僕はシャワーを浴びに行った。



なんとなく、様子がおかしい僕に気が付いてたから彼女は何も言わなかった。







イライラする感情と・・・


イライラしてる自分の器の小ささにも嫌気がさした。


プロポーズだって台無しだし。






俺・・・なにやってんだか。

そもそもディズニーに行こうなんて言わなきゃこんな風にならなかったかもなぁ。。。。







そんな気持ちばかりこみ上げて来た。









シャワーを浴びて、少し冷静さを取り戻した。








タバコを吸いたくなったので、喫煙所に行くことを彼女に言うと・・・

一緒に行くって言われた気がする。







僕は一人で吸いに行きたかったけど・・・

やっと不安から解消された彼女を一人しておくのはかわいそうだと思って一緒に喫煙所に行った。







それから、部屋にもどって・・・チェックアウトの準備をしてロビーに行く。








この時、僕は親友の新君に電話をしたんだ。



まさか僕が千葉にいるなんて思ってなかったみたいで…

すごく心配してくれてて・・・新君と喋ってるうちに僕の感情は完全に落ち着いてきた。







気持ちをしっかりと切り替えて、彼女とも普通に接することが出来るようになった。









ロビーに臨時で置かれたテレビには、凄まじい津波の映像が繰り返し流されていた。



彼女はそこのテレビの前に座って、じっとテレビを見つめていた。



今起こってることが現実なのか?

この状況はいったい何なんだ?


僕らはただただ、画面に食いつくようにして見ているしかなかった。








チェックアウトを済ませる時に、ホテル代が払い戻しになるかの確認をキャストにしてみたけど・・・


現状はどんな対応になるか分からないので今の時点ではハッキリとした回答が出来ません。



って返事。








そりゃそーか。あーぁ。




本来なら・・・昨日の夜にプロポーズして・・・彼女をビックリさせてから今日はディズニーランドではしゃぐ予定だったのに(´・ω・`)





まー、こんなこと考えても仕方ない!!!!!







僕らは次の宿に移動することにした。



























眠れない夜を過ごした彼女。



熱が上がってしまった夜を過ごした僕。






でも、次の日の朝…目が覚めると

熱は下がっていた。





朝食もバイキングだったはずが・・・

配給のパンとカボチャのスープ。



それをわざわざ自分で取りに行かなければいけなかった。







彼女が取って来てくれたんだけど。







彼女はどーやら食欲がないらしい。


僕はといえば、普通に食べた。

美味しいパンだったし

カボチャのスープも美味しかった。





その後だっけかな?








彼女に電話がかかってきた。
























この時は、まさかその電話の相手が

彼女の元彼だったなんて思わなかったけど…

でも、喋り方も妙に変だし野生の勘ってやつかな。

なんとなく分かった。




しかも、そいつに自分の実家に両親の安否確認を

御願いしてるじゃねーか。




なんだコイツ?

元彼に頼りやがって。




僕も器の小さい人間です。



ほんとに、そー思った。



ぼくが色々と予定してたものが

丸つぶれになってしまった事もあったし。




こっちは1ヶ月前から色んな計画立てて

んで、一世一代のプロポーズをしようと

色々考えてしてんのに・・・そこに頼るか?

頼れる人は他にいねーのかよ。マジ引くわ。



喉元まで出掛かってた僕の言葉をゴクリと飲み込む。









彼女:『怒るよね?嫌だよね?ごめんね?』









泣きながら僕にそー言ってきた。







(泣きながら、そんな事言うなら元彼に頼むなっつーの!!!)



思ったことを口にして彼女を傷つけたところで何も始まらない。

何よりも、今一番彼女が安心するのは両親の安否確認が出来る事だ。

器の狭い自分に言い聞かせる。何度も何度も。





僕:『仕方ないじゃん、こーいう時なんだし。』





少しぎこちない言い方で言った気がする。

むしろ、そーいう言い方しか出来なかった。





彼女は僕にごめんね?と言ってくる。





もう、僕の気持ちはグチャグチャだった。





ごめんねって謝るならしなきゃいいじゃん。



って気持ちと・・・



ここは、自分が大人になって受け入れないと。




っていう気持ち。





そして、計画が台無しになった事も重なり・・・

ほんとうに僕は頭がおかしくなりそうだった。




その場を離れて、一人になりたかった。





でも、一人に出来ないし・・・







彼女にシャワーを浴びるって言って

洗面所に向かってシャワーを浴びた。









深いため息と同時に・・・

何がなんだか訳の分からない状況に

とことん疲れ果てた。






シャワーを浴び終えて部屋に戻ったが

元彼からの連絡はまだ来ないみたいだ。





っていうか、元彼が実家の両親の安否を確認って。

こられた両親の方だってビックリするに決まってんじゃん。

あーイライラする。



イライラする気持ちを抑えながら・・・






僕:『まだ電話こないの?○君に電話してみたら?』





一瞬、えっ?いいの?みたいな顔をした。



彼女:『うん・・・』




そう言って電話を掛けて話をしてた。




僕は、イライラするのを抑えてテレビをみたり

携帯をいじったりしてた。


















すると、彼女の両親の安否確認が出来たみたいだ。

っていうか、確認できてたみたいだけど、連絡が遅れたっぽい。










彼女:『無事だってぇ~~!!!≧(´▽`)≦』





僕:『そっか~、良かったね!』






彼女:『っていうか、なんなのアイツ!!確認できたならすぐ連絡よこしてくれてもいいじゃん!ヽ(`Д´)ノ 』






この、最後に言った言葉は、僕を気遣っての言葉だろうなと

その時思った。


だって、わざわざ車で実家に向かって安否の確認をしてくれた人に

言う言葉じゃないもん。ありがたいの一言でしょーよ。



そーいって、自分が元彼の文句を言えばちょっとは

僕のイライラが納まるとでも思ったんだろう。






そんな単純ではない。

僕のねじれた感情は、あの時点ではこじれてた。









両親の無事を確認できたのでお腹もすいてきたみたいで

朝食で貰ってきた、パンと冷めたカボチャのスープに

手を付け始めた彼女。











僕の・・・この気持ちはどーしてくれんの??




僕自身もどーやてほどいていけばいいのか分からないよ。。。。。