その彼女は・・・
僕の一番最初の彼女だった。
僕が高校1年生の時に
1年ちょい付き合ってた高校の先輩で・・・
結局のところ、僕が振られたんだけどね。
『他に好きな人が出来た』
とか、そーいうのは
何も言われてないけど、別れた後に
男に車で送ってもらってる姿をみた。
(そーいうことか・・・)
17歳のクリスマスに僕は初めて失恋を経験した。
初めての失恋は・・・
僕にとって初めての挫折でもあって・・・
どーにかこーにか立ち直ると同時に・・・
世の中には絶対なんて言葉はないんだ
そー心に刻んだ。
付き合えば、必ず別れが来る。
絶対なんて言葉がこの世にないのなら
本気で付き合う自分が切なくなるだけ。
人生で初めて付き合って
人生で初めて振られた女。
そいつの存在がずっとあった。
しんどい思いをしたのに・・・
人間ってのは自分の思い出を美化したがる
弱い生き物。
実際に、僕のその弱い生き物の一人だった。。。
そいつは東京で働いてたんだけど・・・
こっちにかえって来る時に、会おうと言われれば
何の用事でもキャンセルして会いに行った。
いいように使われてたと言えばそーだった。
相手からしたら、僕が・・・都合のいい人。
思い出は美化されて、キレイな事しか残らなくて
嫌な事は自然と忘れていく。
昔の事なんて特に。
ずーっと、僕の心の片隅にいて・・・
そいつが痛みだったんだ。
僕は弱さを隠したがる。
痛みだったのに、その痛みさえも隠してきた。
なんだか、つっかえた物が取れないような。
なんか引っかかってる。
そのズルズルした気持ち・・・
HARUは体当たりで壊してくれたんだ
僕のマンションで晩酌をして・・・
お互いにいい感じに酔っ払った時に
HARU:『ねぇ、●●さんとアタシが同時にピンチだったらどっち助ける?』
僕:『えっ?・・・。』
HARU:『ねぇーどっち助けるの??』
しばらく沈黙のあと口を開いた僕は・・・
僕:『・・・わかんないょ。。。。』
HARU:『はっ?意味分かんないんだけど。』
なんで僕は、この時に『分かんない』と言ったのか・・・
ヘラヘラしながら『HARUを助けるに決まってるでしょ!』
ただ一言を言えば良かったのに・・・
HARUから言われたことを真剣に考えて・・・
思考回路が回らなくなって・・・出た答え。
『分からない。』
分からないって事は・・・
●●さんを助けるかもしれないって事。
今まで散々傷ついてきたHARUを目の前にして
僕は、そんな事を言ってしまった。
もちろん、HARUは傷つくよね。
そして泣き出した。
泣き出す、HARUを抱きしめる事もできななった。
どーしたらいいのか・・・
僕は何を考えてるんだ???
色んな想いを巡らせる。。。。
何故か僕の目にも涙があふれてきた。。。
この涙は一体なんなのか?
分からない・・・。
でも、ここでHARUを失ったら・・・
●●さんは僕に何をしてくれた?
どっちが大事?
どっちを大事にしていく?
●●さんは、僕にとって美化されただけの存在。
僕のわがままに付き合う?
絶対に付き合わない。
僕の甘ったれに付き合う?
絶対にかまってくれない。
僕が僕らしく居られる場所?
僕がきっと我慢ばっかして、かっこつける。
じゃー自分が自分らしく居られる場所は??
HARU。。。。