神奈川県内の公的病院で働く中堅看護師の悩みは新人教育だ。内科病棟でリーダーナースを務める水野智子さんは「新人が動かない」とストレスを抱える。社会人そのものに慣れないうちに無理に夜勤に入れると、新人がすぐに辞めてしまう。智子さんの病院では、新人は数カ月間は「新人」とわかる腕章をつけて勤務する。
智子さんが新人の頃は入職1カ月程度で夜勤もこなしたが、今では半年は夜勤に入れられないというのが、どこの病院でも共通した悩みだ。そのため、4月から9月頃までは夜勤人員が少ないため中堅の夜勤回数が増す。夜勤に新人が入ってもしばらくは戦力にならず、受け持ち担当を決められない。
