ロングボード
〜グラッシング ラミネート〜
【グラッシングとは】
- ラミネートといってシェイプしたブランクスにガラスクロスを撒きそこに樹脂を流し込む作業
- ホットコートといって樹脂で仕上げのコーティングする作業の2つに分かれてます。
今回は、グラッシングのラミネートです。
ボトム(海に面する側)、デッキ(人が乗る側)の順番でラミネートしていきます。
今回はボトム側のガラスクロスは#200
デッキ側のガラスクロスは#100と#200
を使用して巻いていきました。
材料 費用
ガラスクロス#100(5×1m) 3925円
ガラスクロス#200(10×1m) 6964円
エポキシレジン 3100ml
レジンピグメント 10g×10色 3500円
ガラスクロス#200(10×1m) 6964円
エポキシレジン 3100ml
レジンピグメント 10g×10色 3500円
ボトム側ラミネート
始めにガラスクロスをボトム面から張りデッキ側に巻き込むので、必要以上に巻き込まないようにデッキ側にマスキングテープで保護します。
次にボトム側にガラスクロスを敷きます。フィン部分の強度を上げるためテール側だけガラスクロス#200を二重にしてあります。
樹脂に青色で色つけし、硬化剤を入れラミネートしていきました。樹脂は1700mlくらい用意したのですが、400ml以上余りました。
巻返し部分はラミネート後、完全に乾く前にマスキングテープをカットしました。
デッキ面にガラスクロスを敷いていきます。人が乗り踏み込んだりするダメ強度を出すためガラスクロス#100と#200の2枚を敷いていきます。
デッキ面のラミネートはアブストライクといわれる色を混ぜるのをやってみました。
黄色 :300ml
薄い青:800ml
濃い青:300ml 合計1400ml
ボトム面の反省を活かして少なめにしたのですが、樹脂の量ギリギリでした。
巻返し部分は樹脂が乾き切る前にカットしました。
左:樹脂を乗せた物 右:ラミネート完了
最後にラミネートカット部分の重なりや、ノーズやテール部分の重なりの段差や厚みを削りラミネート完了です。
反省 改善点
- ボトム面とデッキ面の樹脂の量は逆くらいの方がラミネートしやすかったです。デッキにガラスクロス2重にして厚みがある分樹脂も必要でした。
- デッキ面のラミネートをする際ガラスクロス巻き込みのためにボトム側にラミネートするのですが、マスキングテープの接着が弱くラミネート降下中に剥がれガラスクロスの一部分が少し剥がれてしまったので、粘着力のあるマスキングテープを次回は探し使用します。ちなみに、ボトム側に使用したマスキングテープは100均の物を使用しました。