ロングボード
〜 シェイピング 〜
(ロッカー、レール、コンケーブ)
ロッカー(板の反り)とレール(板の外枠)削り出し。いよいよシェイピングが始まります。
ロッカーはストリングスに沿って削り出しをプレーナーっという電動カンナで削り出し、レール部分の種類と削り出し方は後述しますがどちらも、電動工具で大きく削り出し細部は紙やすり等で手作業で削り出します。
ストリンガー部分はミニカンナで削り出しました。
シェイプ完了
ロッカー
右:ノーズ 左:テール
今回の板はフラットロッカーにするのでほとんど反り返りが無いのですがテールにキックをいれました。テール側のキックはテール側2ftほどのところから、ロッカーを入れてあります。
レール
今回のレールはボキシーレールだという形で板の断面をみると上の図のような形で最も丸みがあるレールにしました。
だたノーズテールの端に向かうにかけてテーパーレールっぽくしてあります。
【削る手順】
板のアウトラインの角から5cmの所に線を描く上の図でいうと赤線部分の2線
その2線の間を削る(編みかけ部分)
①の線はアウトライン角から7cmの線
②の線は上記の赤線の間を削った部分の中央線
①と②の黄色い線を、繋いだ間も削っていく
この作業を表裏行う
赤線と黄色線を繋いで削る箇所を表した板の断面
角をヤスリで削り取り丸くすればボキシーレールの完成
コンケーブ
ノーズコンケーブのみを入れました。ノーズ側から3ftくらいの部分にかけて入れてみました。
隙間のパテ埋め
削り出しを失敗しストリンガーとフォームの間に隙間ができてしまったのでパテ埋めしました。
今回は板にも使用する樹脂(エポキシレジン)とQセルを2対3の割合で混ぜてパテ埋めしました。
左:before 右:after
材料
エポキシレジン 300g
Qセル(300ml) 適量 990円
Qセル(300ml) 適量 990円
反省点 改善点
- 自分の感覚で左右対象に削って行ったのですが、厚さなど若干のずれがありそうです。厚さを測る物の使用や、よくシェイプルームの横に腰高ちょい上くらいに蛍光灯をつけているのですが、陰影で左右対称かを確認するための物みたいです。次回以降検討していきます。
- 電動カンナで大きく削り出しをしたのですが押し付けすぎたり、板への当て方を上手くやらないと板の表面がささくれてしまう感じになるので、ささくれてる所を無くすためにさらに削り出さないといけないので、注意が必要です。