田山花袋と森鴎外の意外な関係 | 気楽にト-ク

田山花袋と森鴎外の意外な関係

■5月13日<今日の雑学>
『蒲団』『田舎教師』などで自然主義文学の作家として知られる田山花袋は、1930年5月13日に59年の生涯を終えた。花袋は小説家として大成する前、博文館という出版社に勤めていたが、日露戦争では従軍記者として余州・南山・遼陽などで戦いに接し、偶然にも陣中で軍医である森鴎外と知り合っている。花袋は鴎外をたずねて、文学や戦争の話などをしたという。やがて腸チフスにかかった花袋は帰国することになるが、日本に戻ってから鴎外に慰問の歌を送った。するとその返しに「君の野糞をのぞみし……」と書いたハガキが届いたとか。花袋は従軍中よく野グソをしたのだが、その場所というのが鴎外のいた軍医部の裏の畑。どうやらみっともない姿をいつも鴎外に見られていたらしい。