蜃気楼ってどういう意味? | 気楽にト-ク

蜃気楼ってどういう意味?

■4月24日<今日の雑学>
春うららかな4月ともなると、日本の海岸で「蜃気楼」が、しばしば見られるようになる。蜃気楼とは、気温が場所によって異なる時、空気の密度に違いが生じ、光線が屈折して幻影が見える現象。富山湾の蜃気楼が有名だが、北アルプスの冷たい雪解け水が海水の温度を急激に下げるために、空気密度の違いが生じて、海上に地上の景色や逆立ちした船の幻影が見えたりする。エジプトに遠征したナポレオン軍も、蜃気楼に翻弄されたという。この「蜃気楼」という言葉は、古代支那で生まれた。「蜃という動物が気を吐いて楼台をつくる」と考えられていたのだ。この「蜃」という動物は、古代の百科事典ともいうべき『本朝綱目』には「蜃は蛟(みずち)という蛇の一種。竜のような角と紅いヒゲがあり腰から下には鱗が生えている」と書かれている。一方、日本では蜃は大きな蛤と考えられていた。