「赤ワインが体にいい」ワケ | 気楽にト-ク

「赤ワインが体にいい」ワケ

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/topics/347654
 ポリフェノールは抗酸化力が強く、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を抑え、心臓病を防いでくれる。また、がんや老化の原因になる「酸化反応」は体の中で常に起きているが、毎日ワインを飲めば、それを防ぐこともできる。赤ワインを飲んだ後は、体の抗酸化力が高まって活性酸素の発生が抑えられることを示す実験結果は、日本の学者によって94年のランセットに報告され、「ポリフェノール」の名を世界的に知らしめた。
 心臓病やがんだけでなく、ワインは老人性痴呆や痛風の予防にも効果があることも報告されている。
 例えば、2004年にランセットに報告された米国ハーバード大学の大規模調査の結果では、ワインを1日2杯まで飲む人では、痛風になるリスクがむしろ抑えられることが分かった。これは約5万人の男性について、飲んでいるお酒の種類や量と、痛風の発症率の関係を12年間追跡したもの。1日2杯以上ビールを飲む人やウイスキーなどの蒸留酒を飲む人では、お酒を飲まない人に比べて、それぞれ2.5倍、1.6倍も痛風になりやすかった。
 また、ビールや蒸留酒を毎日飲む習慣のある人は、飲酒しない人に比べて約1.5倍アルツハイマー病になりやすくなったが、同じ酒量でもワインを飲む習慣のある人は、飲酒しない人に比べて、なりやすさが半減するとの調査結果も、米国の研究グループから報告されている。
 こうした痴呆に対するワインの予防効果は、やはりワインのポリフェノールが脳内の過酸化物質を抑えるからだと考えられている。また、赤ワインには血流を良くし、血小板が固まるのを抑える働きがある。つまり、日常的に赤ワインを飲むことは、心臓病だけでなく、ボケの予防にも効果があることは確かなようだ。