里山十帖のディナー編です
その前に
10/31 Happyハロウィン
夕食のテーブルにつくと
紙が置かれていて
里山十帖の「料理十条」が書かれていました(*^^*)
どれも素敵で大切な言葉だと思います
十、美味しいこと、美しいこと、健康で幸せに生きる料理であること
ワクワクさせてくれる言葉です
ある日にキッチンで
里山十帖の料理長の桑木野さんが仕込みにとりかかろうとすると
厨房の扉がひっきりなしに開き
次から次へといろんな人が現れた。
「こんにちは~ 野菜もってきたよ~」
「アスパラ菜いるかあ?」
「雪降る前に山に入ったから、きのこたくさん採ってきたよ。」
里山十帖では周りの生産者との信頼関係ができ、
知らない野菜や素材を生でかじり、
話を聞き、面白い!と思ったものをどんどん置いていってもらうそうです。
また イベントで田植えや稲刈りの体験が出来、
魚沼の楽しさを実感できます
今年の稲刈り体験田んぼの上で過ごす1日
http://www.satoyama-jujo.com/journal/blog/food/6794/
http://www.satoyama-jujo.com/journal/blog/event/7972/
そんな生産者の思いの詰まった食材を
桑木野料理長がどう料理するのか楽しみです
レストラン「早苗饗」 −SANABURI−
築150年の古民家がメインダイニング。
10メートルの吹き抜け空間という豪壮な空間。
木のプレートの上にお箸、小枝の箸置き、ナプキン、
食前の山葡萄ジュース
山葡萄を昨年発酵させたという
とても濃いジュース
自然の甘味で山葡萄の濃厚さが喉に浸みわたりました
お酒は
日本酒は美山錦、 シャンパン、 赤ワイン
三人ともバラバラのお酒で
かんぱーい🍻🎶
「秋の実り」
薩摩芋 落花生
かつお、甘えびに薩摩芋・落花生の香りが漂ってきます
ここで早速 目の前でご飯を土鍋で炊き始めます
「季節のおわん」
里芋のすべて
里芋の大きな葉が蓋になって
蓋を取ると里芋の茎も一緒に巻いて
見た目も美味しそうです
里芋はあまり好まない私でも、いつの間にかに食べてしまいました
スープも旨い!
「長岡市茄子農家7代目 土田十兵衛さん」
中島巾着茄子
茄子の下には胡麻が敷き詰められています
一緒に茄子を食べると、胡麻の風味と味の浸みた茄子のコラボが
舌を喜ばせてくれます
ここでなんとデザートが!
「黒大豆の発酵ケーキ」
秋鯖 マリーゴールド
黒大豆をベースにしてマリーゴールドの花と秋鮭をのせた
甘さはほとんどありませんが歯ごたえがある初めて食べた味覚
表現が難しいです 味は悪くないですよ
3日前に農家から入手したばかりの
魚沼産こしひかり
美味しそう
まずアルデンテ(芯のある状態)で食べさせて頂きました
こちらが炊きたてワクワク動画です
お米に艶があり、ピカピカ✨
芯があっても米の美味しさが口一杯に伝わります
ここで 茶碗について少々
里山十帖の食器は 割れたら金継ぎの技術で修理しています
これは私のご飯茶碗
壊れた器を「金で装飾して仕上げる」
死者の国から蘇った器は、それ以前のものよりも「高い価値」を認められる日本文化(*^^*)
素晴らしいです!!
日本酒の追加は 新潟の緑川で
次は
「秋鮭」
庭のハーブ
鮭にヨーグルト、はっか、つけもの、カレーパウダーをつけて
一緒に食べると鮭が違います
「胎内市煌麦豚」
麦豚 山栗 カブ
動物性タンパク質を除き麦類をベースにしたヘルシー飼料でそだった豚
脂身がほとんどないですが、肉の旨味が凝縮されている感じ
カブと一緒に食べると体に良さそう
自家製の味噌汁と漬け物
「里山十帖」の味噌の米麹は有機栽培の魚沼産コシヒカリ、大豆は北海道産の有機丸大豆。
そして木桶で醸造すること4年。とってもまろやかな味噌汁になっています
本当のデザートです
「里山・さっぱり甘味」
無花果と牛乳アイス
無花果とアイス めちゃ合います!!
ハーブティー
オーガニックのハーブがティーポットにいっぱい!
夕食を食べ終え、シンプルな食事だった気がするのですが満腹
それぞれ感動の連続でした
健康で幸せに生きる料理 実感しました
食後は
館内散歩です
ラウンジでは、自由にコーヒーが飲めます
ここでもデザイナーズチェアがたくさんあります
目の前に迫力の小屋組が観れて、
釘を使っていない"ほぞ"の構造も観察することができます(*^^*)
ここでもデザイナーズチェアに座りながらで自由にコーヒーが飲めます
長くなりましたので今回はこの辺で
次回は朝5時から雲海を観に行くところからスタートです
朝風呂の景色も必見です
お楽しみに(^^)/