プレイバックシリーズ 8
畑の休憩場所に潤いを与えるよう築山を作り その流れを表す枯山水を配置してみました。それを以前に紹介した次の二つの記事を再掲させて頂きます。
2020年6月30日 日本庭園作り
2021年1月23日 枯山水が良いのでは?
1. 2020年6月30日 日本庭園作り
畑の端に納屋があります。ここには、農工具や肥料を保管し、屋根に降った雨を水槽にためることによって。畑で使う水の殆どをこの水で賄うことが出来ます。とても役に立っています。その納屋の横に柿の木やミカンの木が並んで植えられています。この木と納屋がほどよい休息の場所として雰囲気を醸し出してくれます。しかし、この地は、廃材の置き場としても好都合の場所であるため、支柱の役割を終えた竹材や、木材の切れ端などが散乱しそこへ雑草が生えてきて、見るも無残な光景になってしまっていました。いつの間にか休憩などという安らぎを与えてくれる雰囲気ではなくなってきていました。
そこで、この場所を畑仕事で疲れた体を少しでも癒してくれる雰囲気を持つ場に出来ないものかと考えてみました。日本庭園を作ってはと思い立ったのです。
描くのは、中央に枯山水が流れる日本庭園であります。遥かに奥には、水車小屋があり、更にその先には、木作りの欄干橋が架かっている。枝垂れ柳がそよ風でわずかに揺れている。…そういう場面を勝手に描いてスタートしたのですが。
築山を作ってみました。ここに降った雨が流れとなり、その流れを表すのが枯山水です。
枯山水の流れに沿ってプラダン(プラスチック段ボール)を敷いてみました。
ホームセンターには、次のような種類の“白い石”が並んでいました。
a) ガーデンストーン お庭を飾軽いジャリ
b) スイートべブルホワイト 1㌢x 2㌢の小粒「
c) 和風玉ジャリ 白く丸い
d) 寒水石(カンスイセキ) 小粒細長
e) お庭を彩る軽いジャリ ガーデンストーン ホワイトミッ
クス
f) 防犯防草のジャリ 白色 粒約2㌢
そのなかから、大きさと色合いがようさそうなガーデンストーンを買ってきました。
そこへ白い石を置きました。
一方 以前に他の箇所ででしたがそこで枯れ山水を作るとき、次のようの構成にした経験があります。
私の枯山水の構造図(断面)は次のとおりでした。
しかし この方法は手間がかかるため 今回は採用しませんでした。」
陸地には、芝生がいいか苔が適切か? 手入れが少なくていい苔とすることにし、苔の種類は、直射日光が少なく半日蔭でも育つという「ハイゴケ」としました。
ハエゴケ 340x510mm2セット購入
陸地部分にハエゴケを張りました。
10㌢幅に手で切り裂き、ただ乗せるだけです。斜面ですべらないように、竹の串を 突き刺しました。
枯山水の築山に苔を乗せてみました。これで、枯山水が完成です。
日本庭園の雰囲気が出ています。
この枯山水を眺めながら、太陽熱湯沸かし器(ソーラークッカー)で沸かしたお湯を使った珈琲を嗜むと草抜きの疲れが
吹っ飛びます。