ローゼルを初めて植えてみた。大した世話は、していないのだが、すくすくと育ってくれた。高さ2~3mに伸びるそうだが、ここでは、人間の背丈より低い。でも沢山の実を付けてくれている。この果実のガクを使って、「ローゼルティー(ハイビスカスティー)」なるものを作れるという。

多くのクエン酸を含み、ビタミンC,カリウム、鉄分もあり、目の疲れを癒し、利尿作用を促す効果があるという。

 

では、その恩恵に預かろうと、まずは、数個の果実を切り取った。

 

外の赤い部分(ガク)を手で取り外した。中の実が出てきた。この実は、お茶には、使わない。

何個かの果実からガクを取り、水洗いして茶こしに入れ、そのまま

急須に入れた。茶こしや急須は、ハーブ茶で使っているものである。

そこへ 熱湯を注いで

 

しばらくすると、ガクが熱湯に溶け出し、真っ赤になるが、抽出には、少し時間をかけた方がいいようだ。


お湯が真っ赤に染まった。アントシアニンの赤色でちょく着色料などの赤色ではない、将に健康色の赤色である。

この赤いお茶の中に「疲労回復」、「目の疲れ」、「利尿作用」、「免疫力アップ」の妙薬が深く潜んでいるのだろう。

 

ハイビスカスティーには、カリウムを含むが、このカリウムがむくみも解消をしてくれる代物でもある。むくみはナトリウム即ち塩分の過多による場合が多いそうであるが、ナトリウムを一緒に体外に排出してくれるという仕組みのようである。塩分の取り過ぎに特に

注意を要する人には、朗報である。

ハーブ茶には、何故か耐熱ガラス製の急須が用いられる。ここでもそれを転用。

 

湯呑でのむお茶が喉元を通過するとき、健康の素が入り込むのであろう。

やや酸っぱい味がするが、蜂蜜などで甘みを調整するのもいいかもしれない。


中の実は、乾燥させて来年の種に使えるそうで、来年は、株数を増やしてみたい。