今日は何の日?と聞かれたら、「ワサコレの日!」と即答する方は、正にワサコレ戦士です。
冗談はさておき、最初に東日本大震災のお話をします。
7年前の今日、当時の私は仕事が夜だったので、日中は寝てました。
で、地震で目が覚めました。静岡では震度4でしたが結構長く揺れてました。揺れが収まってきたので、もう大丈夫だろうと思ってまた寝たわけです。
1時間後、母からの電話で再び目を覚まします。
「東北地方に津波来てるけど、◯◯ちゃん(今の嫁です)大丈夫なの?」
「テレビでやってるから見てみな!」
半分寝ぼけた状態でテレビを見ました。すると正に津波がどんどん押し寄せていて、色んなものを飲み込もうとしていました。
一瞬、映画か何かだろうって思ったのですが、あまりにリアルで生々しい光景だったので、マジなやつだ!と分かってはっきり目が覚めました。
当時はまだ結婚していなくて、彼女は仙台に住んでいました。すぐに連絡をとって安否を確認したかったんですが、何度電話をかけても全く連絡が取れない状態でした。
もう心の中でずっと無事を祈り続けました。
その日の夜になってメールで一言、「とりあえず無事だから!」と来てホッとしたのを覚えてます。
彼女はわりと山側に住んでいたので、被害が少なかったのは不幸中の幸いでした。
しかしライフラインはもう無茶苦茶、復旧するのに1か月以上かかってます。
私も食料品を送りました。ガソリンも入れるのに何時間も並ぶということで、ガソリンも送ろうとしたけど、危険物ということでダメでした。
とにかくこの時は精神的にもストレスが溜まってホントに大変だったそうです。
震災から2~3年後、彼女の実家に行ったときに津波の来たところを見に行きました。
仙台から近い、名取の閖上地区の辺りを見たのですが、何もないのです。もうまっさら、正に更地で全く違う姿にビックリしたのを覚えてます。
7年の月日が経ちました。もう7年か、まだ7年か、と人によって感じ方はそれぞれでしょうけど、風化させちゃいけないと思うんです。
人間って忘れやすい生き物で、年数が過ぎるほど頭では分かっていても、感覚が鈍くなるんです。
せめて年に一度のこの日に、色々考えてみるのもいいと思います。
ちょっと長くなってしまったので、ワサコレの話は続けて次にします。