6月22日テニス全英オープン・ウィンブルドンのセンターコート。40歳のクルム伊達選手は、この大会で過去5回の優勝経験があるビーナス・ウィリアムズと対戦し、接戦の末、敗れました。しかし、40歳という年齢からは考えられないような集中力と前向きなチャレンジ精神で、強靱な肉体を使って時速200kmのサーブを放つビーナスに一時はもしかしたら勝てるかもと思わせてくれました。
彼女は言います。「簡単な道よりも、難しい課題に向かった方が楽しい。辛い思いが大きければ大きいほど、楽しい思いが大きくなる」と。
例えば、もうすぐ始まる夏の甲子園。今年も高校生たちのプレーが感動を呼ぶでしょう。なぜ彼らのプレーが感動を呼ぶのか?それは、彼らが苦しい練習に耐え、仲間と切磋琢磨しながら努力を続け、そして、その努力の結晶があの夢舞台で花開くからです。感動は、苦しかったこととそれを乗り越えたときの充実感のギャップによって生まれます。「ただ単に楽しい」「ただ単にラク」という生活からは、感動は絶対に生まれません。
さて、梅雨も明け、天気はすっかり夏本番です。特に受験生にとって、夏休みは凄く大切な時期です。その夏休みに、受験を感動的なドラマにするために敢えて難しい課題に取り組んでみませんか?例えば、ワンランク上の偏差値、ワンランク上の学校を目指してひと夏しっかりと努力をしてみませんか?
最後にもう一つ、クルム伊達選手からのメッセージをお送りします。
「自分が限界と思ったら限界。限界は気の持ちようで変えられる。限界は自分で作るもの」
「自分はできない」「やってもムダ」と決めつけているとしたら、それでは実につまらないです。ものごとの限界を決めるのは誰でもなくあなた自身です。ま た、その限界をぶち壊すことができるのも、あなた自身です。努力さえすれば、きっとあなたはあなた自身の限界を超えることができます。是非、この夏、家庭教師の先生と共に限界にチャレンジしてみましょう!!