GUTS通信:ストロークでコミュニケーションの達人に | プロ家庭教師の勉強の教え方を大公開・ガッツ家庭教師

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「あの人のそばにいるといつも楽しい気持ちになる。」
 そんな雰囲気の良い人って、みなさんの周りにも何人かいませんか?そういう人は、いつも笑顔が耐えなかったり、発言が前向きだったりという特長を持っていることが多いですが、他にも共通して大きな特長を持っていま す。それは、「ストロークが多い」ということです。
 「ストローク」とは、交流分析という心理学理論の中で登場する言葉で、「人と人との関わり合い」のことを表します。「我が子に向かってほほえむ」「目を見て話を聞く」「子どもの話にうなずく」などの行為を肯定的心理的なストローク、「『ありがとう』と肩に触れる」「『一緒に行こう』と手をつなぐ」などの行為(スキンシップ)を肯定的肉体的なストローク(ほめる)と言います。逆に、「無視する」「文句を言う」「お尻をたたく」などのストロークを否定的なストローク(叱る)と言います。

 雰囲気の良い人になりたいと思っても、何をしたら良いか分からないものです。でもストロークを増やすことなら、誰にでもできます。「『お帰り、疲れたでしょう』と子どもの目を見て、『一緒におやつ食べようか』と肩に軽く触れる」というように子どもと接した場合、4つのストロークを子どもに送ったことになります。ストロークを意識して、数えながら子どもとのコミュニケーションをとるときっともっと良い関係が築けるようになると思います。

また、ほめるばかりではなく、時には、叱らなければならないときもあります。叱る時の注意点は、2つです。まず、否定的ストロークよりも肯定的ストロークの数を常日頃から圧倒的に多くしておくこと、そして、全否定はしないということです。全否定とは、「お前は最低だ!」「何をやっても無駄」などのように無条件に否定することを言います。全否定で言われると、人はすごく傷つきます。時には、人間関係すら崩壊することがあります。

是非、ストロークを意識しながらコミュニケーションをとって、周りに元気を与えられる人になってみませんか?