GUTS通信:できることの継続がこころを強くする | プロ家庭教師の勉強の教え方を大公開・ガッツ家庭教師

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 「できることの継続がこころを強くする」

夏休みを生徒と一緒に過ごして感じたことです。夏休みはどうしても気持ちがたるんでしまう時期です。でも、夏休み前にやることを決めて、コツコツと取り組んだ子を見ると、何か引き締まった感じで、少し大人になったような印象を受けました。ちょっと厳しいことを言っても、素直に取り組もうという姿勢が見え、こころが強くなり、すごく頼もしくなったと感じました。

 スポーツの練習をする場合、スポーツを始めたばかりの小学生でもプロ選手でも、絶対に基礎練習を毎日やります。プロ選手だからと言って高度な練習ばかりをするという訳ではありません。野球なら、ノック、ティーバッティング、フリー打撃など、サッカーならドリブル、シュート、リフティング、パスなどの基礎練習をします。

 なぜ、スポーツで基礎練習を重要視するのでしょうか?ひとつは、その行為の「当たり前度をあげる」ためです。基礎練習を徹底していれば、試合の大事なところでイージーミスすることが少なくなります。勉強で言えば、計算ミスなどのケアレスミスが少なくなります。もう一つは、「こころを強くする」ためです。人のこころは難しい事への挑戦ではなくできることを継続させることで強くなります。慣れることで、その練習や勉強に対して抵抗感が無くなり、取り組む姿勢が前向きになります。すると、ワンランク上の知識や技術を手に入れることにも興味を示すようになります。

 夏休みが終わりました。有意義に夏休みを過ごせた人も、そうでない人もいるのではないかと思います。もし有意義に過ごせなかったとしても、大丈夫。過去は過去です。忘れましょう。気持ちを未来に向けて、今日から頑張りましょう。明日からじゃないです、今日からですよ。「英単語を10コ覚える」「計算問題を10題解く」などの毎日やること(ルーティン)を決めて取り組んでください。継続すると、必ず大きな成長を手にすることができます。