『誰にでもできる、ちょっとしたアイディア』
それが実は子供の抱える問題や悩みを解決することがあります。
指導ブログとして家庭教師の先生に生徒の指導法を掲載している本ブログですが、バックナンバーを見てもらえば分かる通り、本当にちょっとした指導への工夫が生徒の困った部分を解消するきっかけになることが分かります。
今回もそんな『誰にでもできる、ちょっとしたアイディア』を紹介します。
【言葉の魔法】
今回は、生徒に対してより指導をしやすくするための方法です。
言葉の言い回しであったりコピーを意識して名づけることは意外と重要なことです。
言葉が変わればそれに対するイメージを変えてしまいます。
実際にこんな例があります。
野菜嫌いの子供達に対して、その野菜をちょっと子供が好きそうな名前にして給食に登場させたところ、通常時の2倍近く食べてもらえたそうです。
リンク:ロケットニュース『野菜嫌いの子どもを持つパパママ必見! 野菜をカッコいい名前で呼ぶと子どもが食べてくれるらしいぞ
』
では、実際に家庭教師の指導に取り入れた例を考えてみましょう
ガッツの先生の中には、この方法を実践している先生方がいて、指導手帳に書いてくれていましたのでその方法を紹介します。
【例1.K先生】
ケアレスミスが出たら「はい、○○病発病!」
(○○の所には生徒の名前を入れています)と声をかけます。
すると、生徒がハッとしてすぐに修正をしました。
【例2.H先生】
国語の問題で、こそあど言葉が何を指しているかを探す時に、
「キミは名探偵!こそあど探ししてみて」って言うと楽しく取り組んでくれたりします。
本当にちょっとした工夫ですよね。でも、こういったことを気にして指導するのとしないのとでは、生徒に与える影響は格段に違うものとなるでしょう。
特に【勉強】という言葉のイメージだけで嫌いになっている生徒も少なくないと思いますが、そういう子に対する勉強の導入部分だけでも、言葉を巧みに魅力的に飾る事は必要になると思います。
次に指導に当たる際に、一つくらい考えて指導に行くと生徒の反応が違ったものになるかもしれませんね
生徒に対して、
『宿題を取り組んでほしい』、『集中力を途切れさせたくない』、
『ケアレスミスをなくしたい』、『先生独自のルールを守ってほしい』、
などやってもらいたい事があれば、このように言葉を変えて挑んでみることをおススメします