ガッツ家庭教師で生徒指導にあたっている皆さん、
こんにちは、ガッツ家庭教師の教務部・学生スタッフです!
僕は現在、名古屋大学の3年生で、こちらでは教務のスタッフとして働かせていただいてます(^○^)
僕自身も家庭教師をやらせていただいているので、
皆さんのためになる情報を発信していけたら、と思っています。よろしくお願いします(*^^*)
今回は、『宿題』について考えていきましょう
■自分達は宿題をやっていた?■
どうでしょうか皆さん、ちなみに僕はもちろん…嫌いでした(^○^)
『なんで宿題なんかやらなきゃいけないんだ!』そう思っていました。
皆さんはどうでしょうか??
■視点を変えて■
今まで出される側だったのが、家庭教師になって宿題を出す側に変わったわけです、ここで初めて自分達の恩師達の苦悩が分かりましたよね。
『宿題ってどう出せばいいんだ!? 』
どんな量で?どんなレベルで?どれくらい時間をかけさせて!?
そして『やり忘れてる…』 『途中で挫折してしまっているょ…』 『というかそもそもやる気ゼロ!?』
そんな悩みが皆さんが毎月書いているコーチングシートの改善点にも数多くみられました。
■ではどうする??■
しかし、それだけ多くの人がこの『宿題』ちおう問題に悩んでいるという事は、それだけ多くの皆さんが考えた解決策も多く寄せられているのです!
解決策の中には本当に素晴らしい物が多く、
こちらを 『量』 『価値観』 『親』 の観点に分け、皆さんに紹介していこうと思います(*^^*)
[量]による解決策
→宿題の量を調整する事によって宿題を無理なくこなさせる、という方法です。
『生徒の宿題が滞りがち』に対し、
ガッツの先生たちは…
・無理のない量を設定し、「やり忘れてもいい」という意識をなくす。(Uさん)
→やり残しの無いように『全部やったら合格、一つでもやってなかったら不合格!』というように明確な基準を設けましょう
・宿題を簡単な量から始めて、徐々に増やしていく。(Fさん)
・ドバっと一気にまとめて宿題を出すのではなく、無理なく一日ずつの課題を出していく。(Oさん)
→1週間にやることを表を作ってまとめてあげると生徒は取り組みやすいですね
[価値観]による解決策
→宿題は自発的にしてもらう事が一番であり、そのために生徒の宿題に対する『価値観』をかえる、という方法です。
『宿題の必要性が分かっていなく、やらない』に対し、
ガッツの先生たちは…
・受験生なので、残りの時間と現在の自分の状況を図示・視覚化してあげる事で「自覚」を持たせる。 (Sさん)
→『あと~日で目標○○点』などを目に見える形で表すと分かりやすいです
・月はじめに『今月はこれをできるようにしよう』と生徒と目標を共有し、宿題への価値観を変える。 (Tさん)
→試験や受験などの目標を具体的に(できれば点数で)作り、それを目につく場所に貼りつけ、宿題はその目標達成のためにやっていると伝えられれば、生徒のモチベーションを高められるかも知れません
[親]の解決策
→毎日生徒に接してあげられるのはやはり親御さんですので、毎日の生徒のルーティンを親と協力してやってもらう方法です。
『時間・監視者がなくて宿題ができない』に対し、
ガッツの先生たちは…
・生徒だけとの間で「これをやってきてね」ではなく、親御さんともやる事をシェアして毎日のチェックをしてもらう。(Nさん)
・両親に生徒がどれくらい時間を割けそうか教えていただき、それを参考に宿題作成をする。(Sさん)
→生徒にどのくらい余裕があるのかは、本人よりご両親の方が分かりますよね![得意げ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)
所 感
あくまで生徒さんにとっては「習慣づけ」が大事なのであって、「無理なく毎日」やってもらう事が必要な
のですね
僕自身とても参考になる事が多いです。
今回とりあげさせていただいた先生方、どうもありがとうございました
毎月書いていただいているコーチングシートですが、このように様々な問題に対する解決策を考えていく事は、生徒は勉強に対しての実力とやる気を、先生は自らの思考力を養っていく事ができ、互いにとってWIN-WINであると思います。
実際にコーチングシートを見て、このように真摯に問題解決を図ろうという姿勢を持つ人は、たいていその発想力や思考力が高くなっている事が見てとれます。
これからも先生方の心強いコーチングシートを参考に、先生方が抱きそうな疑問解決のお手伝いをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします