もうすぐ定期テストです。
と言うわけで、今回はテストに向けた目標設定の仕方についてお話しします
皆さんは、目標を立てろと言われたらどうしますか?多くの人は、「次の期末テストで400点を取る!」というようにテスト点数を目標にすると思います。この目標は、生徒の立場からするとこれで良いと思います。しかし、先生としてはこれでよいでしょうか
私も昔は「生徒に○○点を取らせる!!」という目標を作っていました。
しかし、生徒のやる気もイマイチアップさせられず目標達成できないことが多々ありました
。
では、この目標の立て方の何が問題なのか???
私が気づいたのは、
テストの点数はテストが終わらないと分からないことが問題だ
ということです。
テストの点数を目標としてしまうと、結果がテスト後じゃないと分からないんです。すると、結果が分かったときには、もうテストは終わっていて、そのテストで取り返すことはできません。ここが一番の問題だと分かりました!!
では、この問題をどのように解決すればよいかというと、、、
テスト前に確認できることを目標にすること
を目標にすればよいんです。
私がよく使う手段は、ワークの章末問題などを活用して確認テストを作成し、それで満点を取らせることを目標にすることです。もちろん、定期テストの過去問などが手にはいるのであれば、それを活用します
こうすると、事前に効果測定ができ、もし確認テストが満点であれば生徒に自信を持たせて送り出すことができます。また、満点を取らせるということを自分の目標にすると自分自身にもよいプレッシャーがかかります。ダメなのは、「生徒がしっかりやらんからや!」と生徒のせい
にすることです。生徒の現状を見据えて突破できそうな目標を作り、そしてそれを必達することを自らに課す。こういう姿勢で臨めば、指導の質も自ずと高まり、結果生徒の成績が上がり、生徒からも親御さんからも喜ばれる先生になることができますよ。
是非、次回のテストに向けて、実践してみてください