衝撃を受けた受給者証(息子の記録⑩) | 一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

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いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。

 

 

 

 

息子が3歳(保育園入園前)の頃の話です。

 

下矢印コチラの続き

 

 

 

相性が悪かった相談員

 

保育園入園前になんとか発達を促したいという思いで児童発達支援を受けるため

受給者証取得に奔走していました。

 

 

そして、市から委託される担当相談員というのがいます。

この人と市の人と面談して、この人に発達支援計画書なるものを作成してもらう流れです。

 

 

上のタイトル通り私はこの人と相性が合いませんでした。

 

 

淡々とした事務的な対応の人でした。

 

面談のときに「週に何日利用を希望ですか?」と訊かれ

週4~週5と答えた私。

 

 

市の療育にすでに週2通ってんのにコイツ、イカレテルとでも思ったんでしょうね。

 

 

とある療育の日に、療育の立場上めな先生から個別に呼び出され

 

「児童発達支援は週2くらいが妥当だ」とひっじょ~~~うに遠回しに説得されました。

 

 

まずそこでびっくりしたのが

 

 

・あの相談員にしか言っていないことを、この先生が知っていること。

 

・面談のときに「それは少し多いんじゃないですか」とかの意見はいっさい言ってなかったのに

自分の手を汚さず、根回しして療育の先生を使って希望日数を減らさせようとしたこと。

 

・相談員と療育施設は密な情報交換をとっている関係であったこと

 

 

もちろん、あくまで希望日数なので

「お子さんの様子(発達度合い)と状況的(すでに週2療育行ってる)にもう少し減らした方が妥当だと思います」と言われれば「そうですよね~」となるつもりでした。

 

結果的に減らされた日数で発行されても全然オッケーでした。

 

 

よその人からみれば平日毎日(しかも市の療育と被る日もある)はあかんやろーと思われるかもねーとは思っていました。

 

 

しかし焦っている私からすれば、何もない日がもったいないくらい

息子に私以外との大人やお友達との関わりや

何かしらの取り組みで刺激を与えていきたいという思いでした。

 

 

そして息子は好奇心旺盛で家にいるよりも

新しい環境に喜んで行くタイプなのは過去の経験から知っていました。

(そして実際、2か所の児童発達支援は毎回楽しく通いました)

 

 

その一件でこの相談員の信頼は崩れました。

 

 

 

市役所に電話して

 

「相談員にしか言っていない私の個人情報が療育の先生に知られていたんですけど、個人情報共有の承諾書にサイン書きましたっけ?というか、言いたいことあるなら直接言ってくれればいいのに、よその人をつかって説得するという方法が私には理解しかねます。なんのための相談員か。この方を信頼してこれからも相談に乗ってもらえるとは思えなくなりましたので担当替えて下さい」

 

 

と、言いましたよ。

 

 

 

 

 

 

・・・心の中で。何度も。

 

まぁ善良な市民の私なので、実際にはそんなことは言わず

相談員様のご希望通りに「週2希望」ということにしときました。

 

 

回りくどいことしなくても「週4,5は無理です。たぶん発行されませんよ」とその場で言えばすぐに済んだ話なのに。

 

こういった感じで相談員にはいろんな人がいます。

 

自分に合う人合わない人がいると思います。

 

定期的にこの人と連絡とって、会わないといけないので

長いお付き合いになりそうな場合は、合わない場合は違う相談員と替わってもらう方がいいかもしれません。

 

 

児童発達支援通所をやめる3月まで、この人とのやりとりは苦痛でした。

 

 

(ちなみに希望日数のとおりやすさは自治体によって違います。今私の住んでいるところは週5であっても希望通りの日数になるそうですが、このときの市は厳しい判定の自治体でした)

 

 

 

 

初めて受けた衝撃

 

 

まぁ、無事に受給者証を取得することができたのですが

 

たぶん・・・

 

 

児童発達支援を初めて利用した人が誰でも受けるであろう衝撃を

私も受けることになります。

 

 

 

 

 

 

 

障害児・・・・

 

 

 

違う。息子は障害児じゃない。

発達が遅いだけ。

 

 

初めて息子に「障害児」というレッテルを貼られた瞬間でした。

 

 

でも、今は仕方ない。

 

 

これから療育や児童発達支援を利用して伸びていくんだから

 

 

と、自分に言い聞かせました。