悪夢だった七五三 | 一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。

私のスマホは時々朝に「〇年前の今日」と言って通知が来ます。

 

 

 

その通知を開くと〇年前に撮った写真が流れます。

 

 

 

クラウド上に保存されたものを自動でスマホに送ってるんだと思いますが

 

ほぼ100%の確率で息子の写真が紹介されます。

 

 

 

 

息子が生まれてから息子しか撮ってないから仕方ないか~

 

 

 

 

いつも小さい頃の写真を眺め

「たった数年前はこんな感じだったんだ~」と懐かしい思いで見てマス。

 

 

 

 

そして今日も通知が・・・

 

 

 

 

去年の今日は七五三だったみたいです。

 

 

 

思い出しました。

大変だった思い出を。

 

 

 

 

確か朝に人工授精をし、その足で義実家に向かい
 
 

 

翌日七五三に行きました。
 
 
 
 
あのときは息子の自閉症の診断前でした。
 
 
 
写真撮影時に泣くかもしれないと思って、事前に「かっこいい服着て写真撮るよ~」と伝えていましたが
 
 
本番はギャン泣きでした。
 
 
口頭で説明されても分からなかったのでしょうね。
 
 
今ならもっとうまく仕込みできると思います。
 
 
1週間前から七五三のYouTubeを見せて
入園式に着せた服(ジャケットもどき)を着せて、写真撮影の練習をすると思います。
 
 
 
義両親、義妹も交えて写真撮影後にお寺で祈祷してもらうという流れでした。
 
 
 
写真館に入ってからというもの、息子大泣き。
 
 
 
洋装も和装も何枚か写真は撮れましたが、泣いてる&カメラ見てないなどでほとんど使い物になりません。
 
 
 
私も異様に高いテンションで機嫌をとったり注意をひきつけたりと
 
何とか写真が撮れるように必死でした。
 
 
 
 
必死すぎてうまく撮影できないことにイライラが募り、
 
何にもしない夫につい「○○してっ!」みたいにキツく当たってしまってました。
 
 
 
義両親が見てる前で。
 
 
 
 
いや~それまでせっせとポイント稼いでいたと思うんですよね。
 
 
義両親の前でかいがいしく夫の世話をする感じや
 
お手伝いをして気が利く嫁を演出してきたつもりだったんですが・・・
 
 
 
化けの皮外れちゃったと思います。テヘペロてへぺろ
 
 
 
 
義両親は孫の大泣きに心配している様子でした。
 
 
撮影してくれていたスタッフの人が
 
「違う服に替えて撮影しますか?」
 
「今撮ってる(よその)ご家族の後にもう1回撮影してみますか?」と
 
いろいろ提案してくれましたが断りました。
 
 
 
さっさと撮影切り上げて、この場から離れたいと思っていました。
 
 
外出可能の袴を着てお寺参り。
 
 
 
義両親とはそこでお別れです。
 
 
私たちは写真館で衣装を返却し、
 
マシな写真2枚くらい現像して終わろうと思っていました。
 
 
またもや撮影のお姉さんが
「このまま撮ってみましようか!?」と訊いてきます。
 
 
 
 
息子も2回目の来店で落ち着いてるようだったので
撮影してもらうことにしました。
 
 
 
すると今度は泣かずに笑顔まで出るようになってました。
 
 
 
イケると思ったお姉さん
 
「洋装に着替えましょうか!!」と
 
 
 
洋装も撮りました。
 
 
 
1回目に着た袴や洋装は洗濯中で
残り物の衣装からのチョイスです。
 
 
 
息子の気持ちとしては、1回体験したことがあるので怖くはなかったんでしょうね。
 
 
義両親には1回目じゃなくて、この姿を見てもらいたかった・・
 
 
 
急いで何枚も撮ってもらいました。
 
 
 
笑顔で写っているのが嬉しくて
結局写真は何パターンものショットを購入することになりました。
 
 
 
 
ジイさんくさい袴を着たものと
 
 
残り物の微妙なスーツと
 
 
間に合わせ感のある背景と小道具で撮影された写真。
 
 
 
7万くらいしました。
 
 
今思えば、息子の表情はマシだけど、この高額な代金には見合わないクオリティーだったなと思いますもっと枚数減らせばよかったな…
 


領収書を笑顔で渡す撮影してくれたお姉さんの名札を見ると
 
「店長」とありました。
 
 
真顔あぁ、だからあんなに何度も撮影を勧めてきたのか。
 
1回目の撮影だけだったら私たちは2枚くらいしか買ってなかったと思います。
 
 
 
 
コロナで落ち込んだ売り上げを
なんとか七五三の撮影で盛り返そうという
店長の気概を感じました。
 
 
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