東福寺に来た一番の目的は見兆の大涅槃図です。
東福寺本堂で見られるのが、「東福寺大涅槃図」です。
東福寺涅槃会の本尊として見兆によって描かれた縦11m、横6mの巨大な羅漢図です。大画面に肥痩のある力強い墨線に濃厚な色彩を施し、いかにも見兆らしい筆致で力強く描き上げています。画面下方に涅槃図には珍しい猫が描きこまれています。
涅槃図は釈迦の臨終を描いた縦11・2メートル、横6メートルの巨大な掛け軸です。
釈迦の偉大さを描くために見兆は180㎝と言われているお釈迦様の実寸を描き
その後バランスを取るために人々と動物の大きさを描いたと言われています。
これは、インターネットの中で東福寺の大涅槃図の写真を拡大しました。
中では写真撮影が禁止だからですが、大きさがパンフレットだとわかり
ずらいのです。 下の涅槃図の大きさが人と比べたらわかりやすいと思います。
掛け軸大きいですよね。
お釈迦様の左の木に袋(黒っぽい)が引っ掛かっています。
これはお釈迦様が具合が悪いと聞いたお釈迦様の母上が薬を投げて飲まそうと思ったそうです。 ですが木の下にいる猫が取ろうとして逆に木に引っ掛かり薬を飲ますことができなくなりお釈迦様は亡くなりました。
薬は投薬と言われているのは、母上が薬を投げたことから「投薬」といわれるようになったそうです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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