最近結婚してもこどもは作らない夫婦もいるそうですね。
そもそも結婚もしないという考えの人も増えているとか。
多様性が認められる時代になってきて、個人の考えが尊重される世の中になってきたからか
非正規雇用が増えたり、年功序列が崩れて経済的な見通しが立たなくなってきたからか・・
理由は様々なんだろうな〜と思います。
で、こどもを設けない理由に
コスパが悪いってのをよく目にします。
確かに・・・お金かかるよね・・・
特に、教育費ね。
昔は子どもを奉公に出したり
売ったり
農業の手伝いをさせたり（労働力）
老後の面倒を見てもらったり
と、資産になってたけど
今は奉公とか人身売買とかないし
農家の家も減ってるし
老後みてもらうために産みますっていう人なんて少ないだろうから
こどもは資産じゃなくなってきてる。
生物は
生きてる限り、何かを消費して生きるものだから
今の、経済で世界が回っている世の中
消費するってことはお金がかかる。
生きてる＝お金はかかる。
資産にはならないものが
コストはかかるもんだから
そりゃコスパは絶対悪くなる。
親から見ればね。
でも、国から見れば
おとなになって働いて経済まわして
納税してくれれば資産になる。
不妊治療を保険適用したり
子育て世帯に補助金、支援金出しても
後でバッチリ回収できる。だからこどもに投資できる。
親たちはこどもに投資しても
ほとんど自分たちにリターンはない。
コスパの話を出したら
100％コスパ悪いに決まってる。
こんなにコスパが悪いのに
なんで多くの親たちはこどもを欲しがるんだろう。
本能やな。
私なんぞ
妊娠する前から不妊治療で何百万もお金と時間をかけて
妊娠したらしたで
ゲーゲー吐く毎日を送り
気絶するほど痛い思いをすると分かってて子どもを望んでいた。
冷静に考えたら
なんであえてしんどい道を選んでんだと思う。
こどもいないほうが
お金もかからないし
時間も自分のために使えるし
楽に決まってる。
これが本能という盲目。
そして・・
お金じゃない大切なモノをこどもからいっぱいもらえるんだよね。
そう、お金じゃないのよ。精神論になるけど。
それは言葉にするなら
希望
と
愛する喜び
かしら。
出産が近づいてきて、怯えている自分に
そう言い聞かせて自分を奮い立たせている。
不妊治療時代の話と
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