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今やフロイトの学説の誤りは常識になっているものの、やっぱり精神分析の御大家ということで、若い頃にに読んだ本をもう一度紐解きました。あの当時は夢中で読んだんですよね(笑)。

いやぁ、相変わらず難解ですな。でも難解のわけはフロイトの講義の内容というよりも、フロイト自身の論理にあり、講義の語り口を読んでいるとフロイト自身が神経症だったのではないかと。(苦笑)

学説は確かに一理ありかもだし、現代の精神学分野での基になっているかもしれないけれど、何が何でも性にこじつけちゃうのはちょっと苦しい。

フロイトが生きていた時代背景を考えれば、世の中ひっくり返るような斬新さだったでしょう。確かに彼は偉業を成し遂げました。

フロイトの本を読むときはユングも併せて読まれることをお薦めします。

フロイトの理論よりも、フロイトとユングの関係の方が面白いかもしれない。

☆☆
著者: フロイト, 高橋 義孝, 下坂 幸三
タイトル: 精神分析入門 (上巻)


著者: フロイト, 高橋 義孝, 下坂 幸三
タイトル: 精神分析入門 下  新潮文庫 フ 7-4 b-blue