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大塚家具の経営を巡り、創業者の会長と社長(父親と娘)が対立し泥沼化の様相である。
そこで、会社(株式会社)は誰のものであるか考えてみたい。
 
株式会社(特例有限会社も含む)は、合同会社(LLC)のように社員の個性や能力に基盤とする人的会社ではなく、会社の財産に基盤を置く物的会社であることから、会社の所有と経営が分離されている。
 
株式会社の所有者は、会社に出資した者(株主)となる。
そして、株主によって構成される株主総会によって選任された取締役が、会社から委任されて企業経営を担う形となっている。
 
そのため、株式会社は、あくまで社長のもの(所有)ではないため、言うまでもなく、好き勝手にすることができないものである。
 
ただ、中小企業については、その大半が、いわゆるオーナー企業(同族会社)であることから、社長をはじめ取締役(役員)と株主が同一であったりする。
 
何より、大塚家具は、東京証券取引所のジャスダックに株式を上場していることから、親子げんかによって、一般投資家にも迷惑がかかっているのかな…
 
なお、画像は後にアップしたものであるが、大塚家具仙台ショールームを外から撮影したものである。
 
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