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先週、仙台で桜の開花が発表された。
当初の予定よりもちょっと早いようである。

お花見シーズンの到来である。
週末は花見で賑わいを見せるであろう。

それはさて置き、先月、仙台の三神峯公園に宮城県の高校生(柴田農林高校の生徒)が育成した桜が植樹された。
そこで、植樹された桜を撮影した画像を2枚アップします。

この桜の品種は「仙台吉野」である。
仙台吉野は、1900年に仙台で開発された品種で、ヤエベニシダレとソメイヨシノを交配して作り出されたものである。

交配することで誕生した品種は、品種登録することで育成者権が発生する。
なお、仙台吉野は1900年に開発されたものであるから、育成者権の存続期間(現行樹木に関しては30年間)はすでに満了している。

この植樹された桜が満開の花を咲かせるには、とても長い年月を要するであろう。
これは将来の楽しみである。

一方で、山口県では桜の枝を300本ほど切り取って盗んだ生花卸売業の方が窃盗の容疑で逮捕されている。
挙句にも、盗んだ枝は商品として市場に出荷したようだ。
もし、育成者権が存続している品種に係るものならば、育成者権侵害ともなってしまうであろう。

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