出来ることはすべてやってもらいたい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今回の熊本地震の被災地支援に米軍のオスプレイを活用することになったようだ。

いいことだと思う。

自衛隊の出動に対してさえ未だに抵抗感を示して反対の横断幕を掲げる人がいるという状況の中で、米軍とかオスプレイといった言葉を出すことに躊躇される方もおられるかも知れないが、私は、こういう大規模な災害の発生時には政府として出来ることはすべてやってもらいたい、という立場に立っている。
外国の軍隊に頼るのはどうか、頼るのはあくまで日本の自衛隊だけに限定すべきではないか、などと心配される方がおられるかも知れないが、日本のコントロール下に置かれるのだったら日本に駐留する米軍に頼るのは決して悪くない。

さすがに中国やロシアなどということになったら日本の危機管理として如何か、ということになるが、日米安全保障条約を締結し、日本の同盟国として位置付けられているアメリカだったらいいだろう、というのが私の基本的な考えである。

立っている者は親でも使え、ではないが、協力が得られるのであれば、それなりの能力を備えているすべての人たちの力を借りればいい、というのが私の考えである。
オスプレイもいいし、ドローンもいい。
使えるものは全部使って、被災者の救出、救助、生活支援に万全を期していただきたい、と願っている。

オスプレイの有用性がこれで実証されるのであれば、日本にとってもいいことだろうと思っている。

多分、これでいい。

日本の場合は、戦争に備えるよりも、まずは災害に備える方が先である。
国民の安全、安心を護るための日米協力の仕組みづくりが、これで一歩前進したようだ。