気仙沼の語り部 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

何度も被災地を訪問していると、やはり被災地の変貌ぶりに驚かされる。
これがあの気仙沼か。あの鹿折か。
時々刻々姿を変えていく被災地の本当の姿を見るのは難しい。
目の前に広がっている一面の土の壁からは、多分何の悲鳴も嘆きも聞こえてこない。
多分、全ての復興工事が終わってしまったら、ここで何が起きたのか想像することも難しくなるだろう。
真っ暗なトンネルを歩いていることを示すために皆、歌を歌いながら歩いたそうだ。
トンネルを抜けて鹿折地区に入った人は目の前の光景を見て言葉を失ったという。
私はその惨状は知らないが、2年前、3年前にここを見ているからある程度その物凄さを肌で感じることが出来る。
復興が終わったら、多分何事もなかったように時が流れていくのだろう。
忘れてはいけないと言いながら、しかし私たちはどんどん忘れていく。
それが普通の人間だ、それでもいいのだ、という思いがよぎらないでもないが、しかしやはり私たちは忘れてはならないのだと思う。
目の前にあるものだけを見ていては分からないものをどうやって分かるようにするか。
震災遺構だけではやはり足りない。
語り部がどうしても必要になる。
そのことを気仙沼で痛感した。
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