心が折れないための工夫ー心が弱い人は、あえて戦え | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

大抵の人は強いところと弱いところを持っている。
自分の弱いところが分かっている人は、くれぐれもその弱いところを他人に曝け出さないことだ。

いつも穏やかな内海しか知らないと間違えてしまうかも知れないが、波風が立っている時は舳先は波が押し寄せる方向に向けるのが正しい。
横波を受けないようにするための工夫である。

窮地に追い込まれるとつい後ろを向いて逃げ出したくなるのが人情だが、逃げると大体人は格段に弱くなる。
前を向いて、真正面からピンチに向き合うようになると大体人の力は倍加する。
弱い人でも戦いの場に引き出すと結構強くなるものだ。

弱い人には、戦う方法を教え、かつ戦うための武器を与えることである。

心が折れてしまったのは、多分戦う方法が分からず、戦うための武器も見つからなかったためだろうと思っている。

同じような境遇にある人は、結構多いだろう。
そういう方々に申し上げておく。

貴方も横風には弱いはずだ。
風は横から受けないようにしよう。
逆風は真正面で受け止めるようにしよう。
何はともあれ、戦おう。

どんな風に戦うか、戦うための武器はどこにあるかが分からない時は、分かっていそうな人を周りにおこう。

戦う気持ちが萎えたり消失した時に、心が折れてしまいやすい。
そのことだけは、しっかり心に刻んでおいていただきたい。