劇的に印象が変わった。
私の事務所で約1年間、毎朝駅立ちを一緒にやってくれた元秘書のブログを覗いたところだ。
大変な読書家だとかねてから思っていたが、この読書量と簡潔な書評は素晴らしい。
葛飾区の区議に当選してから1年近くになるだろう。
私と一緒に毎朝駅頭に立ち国政レポートを配っている頃、毎日どんなニュースを載せるかお互いに頭をひねったものだ。
駅頭が終わったら、松屋かデニーズで食事だ。
家で家族と取る食事よりも、彼と一緒に取る食事の方が圧倒的に多い毎日だった。
葛飾の自宅を毎朝4時半に出て、6時過ぎに朝霞駅に着いていた。
朝6時30分からのラジオ体操に間に合うように、始発駅まで歩いて通ってきたようだった。
わが事務所・伝説の男である。
彼が一生懸命知恵を絞って原稿を作る。
最初は、添削できるまでの内容にはならないので、筆を入れないでもう一度推敲してもらう。
2度、3度こんなことを繰り返してきた。
そのうちに要領が掴めたらしく、段々直すところがなくなる。
うん、これでいい。
このまま出そう。
最後は、そうなった。
そこまで、やってきた大事な仲間である。
筆が入るのは、見込みがある証拠。
真っ赤に筆が入り、原文などどこかに行ってしまうほど直されても、筆が入るのはやはり見込みがある証拠である。
これは一種の格闘技である。
この格闘技を戦い抜いて、彼の今日がある。
これまでの視察先の写真と視察報告だけの、しかも飛び飛びのブログが、瑞々しい、魅力あふれる知的なブログに生まれ変わった。
葛飾区の区議会議員平田充孝君のブログである。
彼も今日から生まれ変わったようだ。
おめでとう。