やり方次第でみんなの党が新党設立の起爆剤になる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今日、通常国会が開会された。


昨年の通常国会が1月5日に始まったことを考えると、補正予算の審議を抱えている割には鳩山総理はのんびりしている。

何のかんの言いながら、麻生さんは、まずは景気だ、と言いながら短期間に随分の仕事をした。

いつ解散になってもおかしくない、際どい政治情勢の中で、とにかく頑張った。


沢山の言い間違いはしたが、自分自身の問題で国会の審議を止めたことはない。

ホテルのバーで打合せをしていることがこっぴどく批判の的になったが、鳩山総理の金銭問題と較べれば可愛いものだ。


ようやく最近になって、麻生さんの方が良かったじゃない、などという声が聞こえるようになった。

とは言うものの、自民党の再生は麻生さんの手では無理だ。

福田さんでも安倍さんでも駄目だ。


過去の柵を引き摺っている人は、全部駄目だと思う。

民主党の支持率が釣瓶落としのように下がり始めたのに、残念ながら自民党への支持が戻ってこない。


いつまで経っても改革、再生への道筋を示すことが出来ない自民党に絶望し、若手の落選議員が離党を表明し始めた。

この人を失ったら自民党の先行きは暗いぞ、と思うような若手が今日一人、また離党を決断した。

早く受け皿を作らないと、大変なことになる。


みんなの党は一旦解党して、こういった人たちを巻き込んで、新たに新党を作ったらどうだろうか。

そうすれば、結構いい人材が揃うような気がする。


渡辺さん、山内さん、どうですか。

新党を作るために解党宣言をし、改めて同志を募る。

一定程度同志が揃ったところでみんなの党を解党し、直ちに新党を結成する。


そうすれば、平沼グループも、自民党の比例復活組も、さらには落選議員の中の改革派の同志も新党に参加できる。

河野太郎氏が、みんなの党が大きくならない理由を説き明かしているが、私もその通りだと思っている。

みんなの党には大きく育ってもらわなければならないが、今のやり方では展望が開けない。


身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。


やり方次第で、頼りになる第三極が出来るはずだ。