法案可決後の挨拶回りも大臣政務官の仕事 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

大臣政務官の大事な仕事の一つに、法案が可決された後の挨拶回りがあります。

今日は、参議院の法務委員会で裁判所職員定員法が可決成立する見込みですので、午後から各政党への挨拶回りです。


基本的に大臣、副大臣と同道するのですが、野党の国対・政審には、大臣政務官が事務方を引き連れて挨拶に行く、ということが国会の慣例になっているようです。

(なお、委員会採決後の挨拶回りは大臣政務官の仕事のようで、大臣、副大臣は行かれません。)


大臣政務官の存在が必要な場面としては、国対での法案説明、委員会の理事会への出席、そして提出した法案が可決された度毎に、議運委員長、国対委員長、国対委員、幹事長、与党国対、野党国対への挨拶回りがあります。


挨拶回りをしながら、考えました。


一つの法律が出来上がるためには、これだけの関門を通らなければならない。

勿論、国会に提出されるまでには党内手続きを経る必要がある。

党内手続きを踏む前には、適当な時期に与党政策責任者会議も通過していなければならない。

これだけの関門をくぐらなければならないのだから、一つの法案が成立する、ということは、実に大変なことなのだ。


法案が成立したらみんなでご苦労さん、と言いたくなるのは、自然なことですね。