なんで、渡辺さんについていかないのよ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これは、強烈な一発だ。

「なんで、渡辺さんについていかないのよ。」


後期高齢者問題で私にわざわざ文句を言いに来た中年の女性が、今朝もマイクを握る私の傍に来て、新しい文句を言う。

山本一太氏に対しても、「ちゃんと行動で示しなさいよ」と言う。

「小泉さんが進めようとしていたことでしょう。あんたも小泉チルドレンでしょう。応援しなくっちゃ。」

「会社でもみんな言っているよ。渡辺さんはさすがだ。こうでなくっちゃ。言っているだけじゃ駄目。行動しなくっちゃ。」


お茶の間では、どうも渡辺喜美議員はヒーローらしい。

テレビの映像が作り出すヒーローとは、およそ無関係の私である。

私の脳裏には、渡辺氏の存在はまったくと言っていいほど残っていなかった。

渡辺議員の行動に賛同できない理由、私自身は決して小泉チルドレンだとは思っていないこと、自分なりの行動を進めるつもりであることなどを、街頭の、しかも短い時間で語りつくすことなど不可能だ。


私の方からはおよそ相手の納得のいくような話も出来ず、一方的にまくし立てられるだけに終わってしまった。

政治情勢が変わるような話ではないが、現在、巷ではこんな風だということは、自民党の同僚議員や執行部にも知っておいて貰ったほうがいいだろう。


相変わらず、自民党や麻生内閣に対する庶民の不満感を強い。


「あの人たちは、庶民の暮らしを知らない。」

その一言で片付けられてしまうのだ。