今年も、多読で受験指導をさせて頂きました。
ずいぶん時間がたっちゃいましたが、
今年も🌸が咲いたので、ちょこっと記録。
出会ったのは、去年の6月かな。
私立の中間一貫高に通う、とてもよく出来る男の子。
理系男子で、英語が苦手。
よくあるパターンですが、彼は長文がすごく苦手で、
私と出会った時は、もう英語は勉強したくない!見たくない!
という英語に対する嫌悪感がマックスの状態でした。
それなら、今までの学校英語は捨てて、正反対の
多読をしてみる? 単語も文法も勉強は一切、やらないよ。
覚悟はある? ということで始まりました。
夏休み前から、どんどん多読図書を郵送して、
読んでもらいました。
夏休み後には、英語を読むのがとても楽になってました。
秋からは、大学の過去問を解くこともプラスしながら、
やっぱり多読が基本。
とにかく読むことだけが一番の近道と言い続けました。
もちろん迷い、悩み、いろいろありました。
でも、私は多読を信じてると同時に、子供自身を信じてて
(こっそりいうと、宇宙を信じてて)
彼が悩んでも、迷っても、「大丈夫!」と言い続けました。
結果、第一志望の早稲田はあと一息、及びませんでしたが、
第二志望の青山学院大学に合格して、本人はとても満足して
喜んでいました。
私に出会う高3の春、共通テスト模試の長文すら読めず、解けず、
おそらく早稲田の英語なんて、とても太刀打ちできないレベルでした。
そんな彼は、私を信じて、多読を楽しんでくれました。
共通テスト前日は、「Netflix」の英語アニメを字幕なしで楽しんでいたり、
2月の受験のための2週間東京滞在中は、私が送った多読本を
ホテルに何箱も持ち込み、ずっと読んでいたのです。
早稲田の入試では、数学と物理がとんでもなく難しかったようで、点が稼げず、逆に英語で点が取れたらしい。。。
青山の英語も大変な長文で有名ですが、スラスラ解けたらしい。
ホントにお見事
嬉しい嬉しい、サクラ咲くでした
彼だけのために、多読指導に全力かけた数か月。
結構大変だったけど、すごい充実感、そして幸福感も。
英語も多読ももちろん好きなのですが、
何よりも、
一所懸命な子供に関わることが好きなのかなと思います。
出会えて、よかった
ありがとう